”狂力”打線のヤンキース
田中将大が所属するヤンキース。昨シーズンは91勝71敗の成績を残し、ア・リーグ東地区2位でワイルドカードを勝ち取った。さらに上を目指すために、このオフには球界を代表する長距離砲でもあるジャンカルロ・スタントンをマーリンズからトレードで獲得した。
スタントンは2010年のメジャーデビュー以来、267本塁打を放っている大砲。昨シーズンは59本塁打をマークし、3年ぶりの本塁打王を獲得。自身初のMVPも受賞している。このスタントンとコンビを組むのが、昨シーズン新人王に輝いたアーロン・ジャッジだ。メジャー新人記録となる52本塁打を記録しており、スタントンとふたりで111発は、相手チームにとって脅威となるだろう。
このふたり以外にもゲリー・サンチェス(33本塁打)、ディディ・グレゴリアス(25本塁打)、ブレット・ガードナー(21本塁打)と20本塁打以上をマークした選手は揃っている。ヤンキース打線は、下位打線に至るまで一発の脅威があるのだ。
また、今シーズンから監督が代わり、アーロン・ブーン新監督が指揮を執る。”狂力”打線をどのように操るのか楽しみは尽きない。