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昨日の友は今日の敵! ダルビッシュとサイ・ヤング賞を争うのは?

2018 3/8 12:57mono
クレイトン・カーショー
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Ⓒゲッティイメージズ

サイ・ヤング賞とは?

まず、サイ・ヤング賞とはどのような賞なのかを説明しよう。この賞はそのシーズンでもっとも活躍した投手に贈られる賞であり、アメリカンリーグ・ナショナルリーグから各1名ずつが選出される。

明確な数値の基準はないものの勝利数、防御率、奪三振数、投球回数などから評価されており、中継ぎ投手の場合はセーブ成功率や連続セーブ記録などが加味されてくる。選出の方法は記者投票となっているために、結果に対し議論が巻き起こることもある。

また、先発投手に限らず中継ぎ投手が受賞することもあり、直近では2003年にエリック・ガニエ(ドジャース)が2勝3敗55セーブ、防御率1.20の成績で同賞を受賞している。

同賞の冠となっているサイ・ヤングは1890年代から1900年代初頭にかけて活躍し通算511勝(MLB記録)をマークした大投手だ。その偉業を讃えて同賞が制定された。これまでに日本人投手が受賞したことはなく、ダルビッシュには初の受賞に期待がかかっている。

2017年シーズンの受賞者はアメリカンリーグがコーリー・クルーバー(インディアンス)、ナショナルリーグがマックス・シャーザーとなっている。クルーバーは2回目、シャーザーは3回目とともに複数回目の受賞でもあった。

4度目を狙うふたりのライバル

ダルビッシュがサイ・ヤング賞を狙う上でもっとも強力なライバルなるのは、昨年後半にチームメートだったクレイトン・カーショー(ドジャース)だろう。ここまで3度にわたって同賞を獲得しているカーショー。

ここ2年は故障での離脱もあり、タイトルから遠ざかっている事実はある。しかし、最多勝3度、最優秀防御率5度、最多奪三振3度と多くのタイトルを獲得しており、現役最高の左腕であることは間違いない。

オフシーズンにはダルビッシュとトレーニングを行うなど、公私ともに仲の良い一面を見せていた。しかし、シーズンが始まれば同じナショナルリーグでチャンピオンを争う敵同士でもある。メジャーリーグを代表する絶対的なエース投手がダルビッシュの前に立ちはだかる。

そのカーショーに負けずとも劣らないのが、昨シーズン2年連続3度目となる同賞受賞を果たしたシャーザーだ。アリゾナ・ダイヤモンドバックスで2008年にデビューしたシャーザーは2010年からデトロイト・タイガースでプレー。初めて2桁勝利を達成すると2013年に21勝3敗、防御率2.90、240奪三振(214.1回)の成績をマークし、サイ・ヤング賞投手の仲間入りを果たす。

2015年からナショナルズへと移籍しても成績が落ちることはなく、2016年、2017年と2年連続で同賞を受賞。カーショーと比べて勝るとも劣らない成績を残しており、今シーズンは3年連続での受賞を目指している。

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