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ナショナルリーグ中地区のスタジアム紹介

2018 2/6 15:56mono
野球場
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全米一のベースボールタウンであるセントルイスのブッシュ・スタジアム

  • 球場名:ブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)
  • 球団名:セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)
  • 場所:ミズーリ州セントルイス
  • 開場:2006年

 

セントルイス・カージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアム。センター後方にゲートウェイ・アーチを臨むことができる。
グラウンド内は、ほぼ左右対称の造りになっており、形状は日本の球場に近い。2017年現在で4大スポーツのうちNFL、NBAのチームがないこともあり、全米一のベースボールシティとなっている。(NHL:セントルイス・ブルース)

カージナルスには田口壮選手が在籍し、ワールドシリーズ制覇(2006年)を経験した。2017年終了時点では、田口選手が最初で最後の日本人選手となっている。

レッズの本拠地・グレート・アメリカン・ボール・パーク

  • 球場名:グレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)
  • 球団名:シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)
  • 場所:オハイオ州シンシナティ
  • 開場:2003年

 

シンシナティ・レッズの本拠地であるグレート・アメリカン・ボール・パーク。右中間スタンドに2本の煙突があり、レッズの選手が本塁打を放つと花火が上がる演出を行っている。
2017年シーズン終了時点で唯一、日本人選手が所属したことのない球団であるレッズの本拠地ということもあり、日本のファンには馴染みが薄い。また、ダルビッシュ有選手が2016年シーズンにメジャー移籍後初となる本塁打を放った球場でもある。

メジャーリーグで2番目に古いリグリー・フィールド

  • 球場名:リグリー・フィールド(Wrigley Field)
  • 球団名:シカゴ・カブス(Chicago Cubs)
  • 場所:イリノイ州シカゴ
  • 開場:1914年

 

2016年に108年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を成し遂げたシカゴ・カブス。その本拠地がリグリー・フィールドだ。
1914年開場は、フェンウェイ・パークに次いで2番目に古い球場となっている。外野フェンスにはツタで覆われており、打球がその中に入り取れなくなると2塁打となる野球規則も存在する。

「野球は太陽の下でやるものだ」というオーナーの発言、そして、住宅街の中に球場があることから1988年までナイターの開催がなかった。現在はナイター開催もあるがデーゲームが圧倒的に多くなっている。
2008年3月31日の試合では、カブスへ移籍初年度となった福留孝介選手(現・阪神)が、初試合で初本塁打を記録した。

1908年以降ワールドシリーズ制覇から遠ざかっていたカブス。その原因は『ヤギの呪い』とも言われていた。その発端は1945年にまで遡る。
同年のワールドシリーズで観客のひとりがヤギを連れ試合を観戦していた。もちろん、ヤギのチケットも購入した上である。シーズン中には問題としていなかったが突如、球場側が臭いを理由としてヤギの入場を拒否したのだ。
その際に飼い主が「リグリー・フィールドで二度とワールドシリーズが開催されることはないだろう」と発し去って行った。この一連がヤギの呪いと呼ばれていたのだ、

外野後方にロベルト・クレメンテ橋が見えるPNCパークパーク

  • 球場名:PNCパーク(PNC Park)
  • 球団名:ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)
  • 場所:ペンシルバニア州ピッツバーグ
  • 開場:2001年

 

ピッツバーグ・パイレーツの本拠地PNCパークは、外野後方にあるロベルト・クレメンテ橋が特徴的だ。アレゲニー川をまたぐこの橋は金色・黒で彩られている。
テレビ中継ではピッツバーグの象徴でもある黄色・黒に見え、ひときわ目立っている。

スコアボード、照明灯は左翼側に設置されており、橋そして街並みを臨むことができる。右翼フェンスが高く21フィート(約6.4メートル)あるのも特徴。
この21フィートというのは、パイレーツで3000本安打を達成したロベルト・クレメンテ選手の背番号にちなんでいる。

ソーセージレースが人気のミラー・パーク

  • 球場名:ミラー・パーク(Miller Park)
  • 球団名:ミルウォーキー・ブリュワーズ(Milwaukee Brewers)
  • 場所:ウィスコンシン州ミルウォーキー
  • 開場:2001年

 

ミルウォーキー・ブルワーズの本拠地ミラー・パーク。ブルワーズでは齋藤隆選手、青木宣親選手らがプレーしていたこともあり、日本でもなじみ深い。
ブルワーズの選手が本塁打を放つと、左翼スタンド後方にある滑り台をマスコットが滑り降りてゆく。

また、ミルウォーキーのソーセージ会社によるプロモーションの一環で、6回終了時にグラウンド内でソーセージレースが行われる。これは5体のソーセージたちがグラウンド内で競争をし、観客が勝者を予想する単純なものだ。
こういったアトラクションをやることで、3時間あまりの試合を飽きさせないようしているのである。