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MLBの名選手たちも獲得!?ワールドシリーズ歴代MVP


日本でおなじみのあの選手も獲得

日本のファンにとって、ワールドシリーズMVPで真っ先に思いつくのは2009年の松井秀喜さんだろう。フィラデルフィア・フィリーズとのワールドシリーズで、打率.615 3本塁打 10打点、特に第5戦では1本塁打に6打点と大暴れし、MVPを獲得した。日本人選手では初であり、いまだ松井さん以外に獲得した選手もいない。

また、松井秀喜さんのチームメイトとしておなじみだった選手たちも、MVPを獲得している。例えば2000年のワールドシリーズのデレク・ジーター氏だ。松井さんとは親友だと公言しているジーター氏であるが、彼はこの年のワールドシリーズで打率.407(22-9) 2本塁打 2打点という成績を残し、MVPを獲得した。

特に第4戦・第5戦の活躍が印象的だ。第4戦では1番ショートとして出場し、初回にいきな先頭打者ホームランを放つと、さらに3回の第2打席にはスリーベースを放ち、後続打者によってホームに生還している。チームは3-2で勝利し、王手をかける。
さらに第5戦目では、6回表1-2のビハインドから同点ソロ。これで流れをグッと引き寄せると、9回表にチームは2点を入れ、そのまま優勝を果たした。2本とも試合の流れを大きく左右する、いかにもジーター氏らしいホームランであった。

MVPは1955年から!初の受賞者はジョニー・ポドレス

ワールドシリーズは1903年から開催されているが、MVPを選出するようになったのは1955年から。初の受賞者はドジャースのジョニー・ポドレス氏だ。彼はこのシリーズで2試合に登板して2完投を記録し、MVPを獲得している。
v1度目の登板は、0勝2敗と苦しい中で行われた3戦目。9回を投げて3失点(自責点2)にまとめ、1勝目をマークした。2度目の登板は3勝3敗の第7戦、勝った方が優勝という試合に先発。なんとここで見事に完封勝利を挙げ、ワールドシリーズ制覇を自らの手でもたらしたのだ。

そしてこれ以降もさまざまな選手たちがMVPに選ばれている。翌56年にはシリーズ初の完全試合を達成したドン・ラーセン氏(ヤンキース)が受賞した。2016年までの60回のワールドシリーズ(1995年のみ未開催)で62人がMVPを受賞している。回数と人数が合わないのは、1人で複数回受賞したり、1度の大会で複数人が受賞したりしたからだ。今度はそのケースについて紹介していこう。

複数回受賞者は3人!完璧なピッチングのサンディ・コーファックス

まずはMVPを複数回受賞した選手を紹介しよう。該当するのはドジャースのサンディ・コーファックス氏、カージナルスのボブ・ギブソン氏、ヤンキースのレジー・ジャクソン氏の3人だ。3人とも、2度ずつMVPを獲得している。

サンディ・コーファックス氏は、1963年と1965年にMVPを受賞した。実働12年で通算165勝、3度の最多勝に4度の最多奪三振、62~66年までは5年連続の最優秀防御率、ノーヒットノーラン3度に完全試合も1度達成したこともある、時代を代表する名投手だ。
ワールドシリーズでも屈指の強さを誇り、63年には2試合に先発してどちらも完投。2勝0敗 防御率1.50、18イニングで23個の三振を奪い、MVPに輝いた。そして65年のシリーズでは3試合に登板し、2勝1敗で防御率は0.38、三振も24イニングで29個奪うなど、さらに圧倒的な成績を残して2度目のMVPを獲得している。

2度のワールドシリーズで5勝を挙げたボブ・ギブソン

ボブ・ギブソン氏は1965年と1967年にMVPを受賞している。彼も実働17年で251勝をあげた大投手だ。64年のワールドシリーズでは、3試合に登板して2勝1敗 防御率3.00、23イニングで31個の三振を奪った。特に第5戦では延長10回を投げ抜いて13奪三振完投勝利、第7戦目でも5失点ながら9奪三振完投で勝利投手となり、MVPに選出された。

だが、やはり彼の真骨頂は67年のワールドシリーズだろう。この年は第1戦で1失点10奪三振の完投勝利、4戦目には5安打完封(6奪三振)、そして7戦目には3安打2失点10奪三振の完投勝利。さらに5回には自らホームランを放ち、勝利に貢献した。結局4勝中3勝を勝ち取り、MVP獲得となった。

「Mr. オクトーバー」の異名を持つレジ-・ジャクソン

3人目はレジー・ジャクソン氏だ。通算本塁打は563本(ホームラン王4度)、そしてMLB歴代1位の通算2597三振を持つ、豪快な大打者であった。ワールドシリーズでは屈指の強さを誇り「Mr. オクトーバー」の異名を持つほどの勝負強さも持ち合わせている。
1度目のMVPは1973年のこと。2勝3敗と相手に王手をかけられた第6戦で、2打点をあげて3-1の勝利に貢献すると、第7戦ではツーランホームランを放ち、チームもそのまま5-2で勝利。逆転優勝に大きく貢献した。

2度目のMVPは77年のワールドシリーズ、3勝2敗で迎えた第6戦であった。この試合でジャクソンはなんと3打席連続ホームランを放ったのだ。しかもすべて初球。合計で5打点をあげ、勝利に貢献した。このシリーズでは通算で打率.450 5本塁打 8打点という成績を残し、MVPを獲得している。

1981年には3人がMVPを受賞

1年に複数人が受賞したというケースでは、1981年に行われたワールドシリーズが代表的だ。この年は世界一となったドジャースから、なんと3人もの選手がMVPに選ばれた。選ばれたのは三塁手のロン・セイ氏、ライトのペドロ・ゲレーロ氏、キャッチャーのスティーブ・イェーガー氏の3人だ。彼らが残した成績は以下の通り。

ロン・セイ:打率.350(20-7) 1本塁打 6打点
ペドロ・ゲレーロ:打率.333(21-7) 2本塁打 7打点
スティーブ・イェーガー:打率.286(14-4) 2本塁打 4打点

苦しい状況も3人の活躍で優勝を決める

第1戦、第2戦を落としてしまったドジャースであったが、3戦目ではいきなりセイ氏のスリーランで先制。1度は逆転を許してしまうも、今後はゲレーロ氏がタイムリーツーベース。その後さらに1点を加えて逆転に成功する。その1点が決勝打となり、なんとかシリーズ1勝目をあげる。

続く第4戦では3回までに4失点と苦しい展開であったが、なんとか2点を返すと、5回にはセイ氏のタイムリーで1点差に。そして両者点を取り合い、6-6で迎えた7回の裏、イェーガー氏の犠飛で勝ち越しに成功。2勝目を上げる。

そして第5戦は1点ビハインドの7回裏にゲレーロ氏、イェーガー氏の2者連続ホームランで逆転勝利を収めると、3勝3敗となった第7戦では1点ビハインドからセイ氏、ゲレーロ氏の連続タイムリーで逆転。ゲレーロ氏はその後もタイムリーとホームランを放つなど合計5打点を上げて試合に快勝した。
このように3人ともがそれぞれの試合で勝利に貢献しており、3人ともにMVPが贈られている。

2001年には名投手コンビがMVPを受賞

2001年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスから、ランディ・ジョンソン氏とカート・シリング氏の両投手が同時MVPに輝いている。2人の成績は以下の通り

ランディ・ジョンソン:3勝0敗 19奪三振 防御率1.04
カート・シリング:1勝0敗 26奪三振 防御率1.69

なんと、優勝に必要な4勝を2人だけであげてしまったのだ。このシリーズでは、まず第1戦目でシリング氏が7回1失点の好投を見せると、2戦目ではジョンソン氏が完封勝利。幸先良く2勝を先取する。
しかしその後3連敗してしまい、追い込まれてしまった第6戦、ジョンソンが先発すると、味方打線の爆発もあり、なんとか3勝3敗まで持ち込むことに成功した。

第7戦ではシリング-ジョンソンの豪華リレー

そして運命の第7戦、先発マウンドへはシリング氏が上がる。試合は投手戦となり、7回終了時点で1-1の同点。しかし8回表、ヤンキースのアルフォンソ・ソリアーノ氏のソロで勝ち越されると、さらに後続にもヒットを許してしまい、ランナー1・2塁の大絶命のピンチに。すると、ダイアモンドバックスベンチはここで前日にも登板したジョンソン氏がリリーフさせる。
この采配がぴたりと的中し、ジョンソン氏は見事に後続を断つピッチングを見せると、9回裏に打線が相手守護神のマリアノ・リベラ氏を狭め立て、相手のミスも絡んで2点を取り逆転サヨナラ勝ちを収めたのだ。2人の奮闘が呼び込んだ見事な逆転劇であった。

ワールドシリーズのMVPはさまざまな選手が獲得してきた。それと同じだけ、劇的な展開も巻き起こされてきたのだ。MLBファンにとって、ワールドシリーズは1年を締めくくる試合だ。今年は一体どのような展開になるのだろうか。

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