ボルチモア・オリオールズの2016-2017を解説|【SPAIA】スパイア

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ボルチモア・オリオールズの2016-2017を解説


Photo by Keeton Gale/Shutterstock.com

レトロな雰囲気を持っているオリオールパーク・アット・カムデンヤーズの影響で、多くの人に愛されているボルチモア・オリオールズ。 強力なチームがひしめくアメリカンリーグ東地区でしのぎを削っています。 本稿では、そんなオリオールズの2016年オフと2017年を解説します。

ボルチモア・オリオールズって?

ボルチモア・オリオールズは、1954年以降ボルチモアのチームとして戦ってきた歴史を持ちます。 1980年代に「鉄人」と評され、連続出場試合数の記録を保持するだけでなく素晴らしい成績を残したカル・リプケン選手を中心に黄金期を作りましたが、2000年代は名門のヤンキースとレッドソックスの陰に隠れるシーズンが続いていました。
しかし、近年は同じく低迷していたブルージェイズとともに力をつけてきており、2014年には17年ぶりの地区優勝を果たすなど、最高レベルの地区にふさわしい戦いを繰り広げています。

スーパースターへの道を歩むマニー・マチャド選手がチームの核

オリオールズのストロングポイントは、何といってもチーム本塁打メジャートップという破壊力抜群の打線です。 その象徴になっているのが鳴り物入りで入団してすぐにレギュラーとなったマニー・マチャド選手で、比較的低打率の打線の中で、37本塁打を放ち3割近辺のアベレージを保っています。ショートの守備でも比較的優秀な指標を残しており、MLBの花形ともいえる「打って守れるショートストップ」となっており、今後はメジャー最高の選手になることを期待されています。
実力将来性ともに最高レベルの彼が、2017年もオリオールズを引っ張っていくでしょう。

他にも20本塁打以上の選手がずらり

オリオールズは、マチャド選手以外にも長打力のある選手を揃えており、恐怖感のあるラインナップを形成しています。 今季の本塁打王マーク・トランボ選手、オリオールズで開花して50本塁打を超えたこともあるクリス・デービス選手、若いころからチームを支え続け、攻守に優れたプレーを見せる外野手アダム・ジョーンズ選手など、20本塁打以上を記録した選手が6人も存在するのです。
FAとなっているトランボ選手以外は来季もラインナップに入ることになるので、その破壊力は健在といえるでしょう。

先発スタッフが乏しいことが課題

一方で、投手陣に関しては先発ピッチャーに大きな不安を抱えています。 エースであるクリス・ティルマン投手と、負け越したものの防御率3点台を記録したケビン・ガウスマン投手は安定した成績を残しているのですが、それ以外の選手が不安定な成績となっていることが懸念材料です。
来季は2人に続く戦力となる投手が欲しいところですが、先発投手はFAで価格が高騰する傾向にあるため、若手投手が躍進していくことが期待されています。

メジャー最強クローザーを筆頭に、リリーフは安定

対照的に、リリーフ陣は非常に安定感を見せている傾向にあります。 セットアップのブラッド・ブラック投手は防御率2.05の成績を残して中継ぎながら10勝を挙げる活躍を見せると、クローザーのザック・ブリトン投手は防御率0.54で自責点わずか4点、シーズンのセーブ機会失敗0とメジャー最高ともいえる結果を残しているのです。
来季も彼らが中心になると思われますが、負担が集中しないように他のブルペン陣の活躍も求められるでしょう。

思い切った先発補強があるのか?

ストーブリーグではトランボ選手がFAになったものの、スラッガーは相変わらず多いため、新たな先発スタッフを獲得するためのオフになってくる可能性があります。それだけでなく、マイナー有望株や打線の一人を放出して有力な先発投手を獲得するという可能性まで膨らんでくるでしょう。
レイズとヤンキースは低迷気味、ブルージェイズはスター2人がFA、そしてレッドソックスは打点王デービッド・オルティス選手が引退と、他の地区の球団と比べると、前年ワイルドカードゲームに進出して戦力も保持できているオリオールズはポジティブな雰囲気になっているので、補強次第では地区優勝候補にあがってくるでしょう。

まとめ

ボルチモア・オリオールズは、長きにわたった低迷期を脱した感もあるだけに、この状態を継続していくことがファンからも期待されています。 2017年は今後のオリオールズの成績の浮沈のカギを握る非常に重要なシーズンになってくるでしょう。

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