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【詳細解説!】シカゴ・カブスの2016-2017年


メジャーリーグ

Photo by Debby Wong/Shutterstock.com

野球人にとっての最高の舞台、それがアメリカ・メジャーリーグ(MLB)。 その頂点を決める戦いは「ワールドシリーズ」と呼ばれ、世界中の注目を集めています。 本稿では2016年シーズンのワールドシリーズを制したシカゴ・カブスの今季および来季の動向に注目します。

地元愛に溢れつつも、映画でも皮肉られた「弱小球団」としてのイメージ

シカゴ・カブスはアメリカ中西部のイリノイ州シカゴを本拠地とするプロ野球チームです。球団創設は遥か昔の1871年にまで遡ります。
19世紀中は数多くのタイトルを手にしたものの、20世紀に入ってその成績は低迷。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」の中でも、カブスがワールドシリーズを制するという未来に主人公が驚くくだりがあり、全米がカブスのことを「タイトルからほど遠い球団」と捉えるようになっていました。
とはいえ、本拠地を移転したことのないチームとしては最古の歴史を誇る「古豪」ゆえ、家族代々カブスファンという多くの地元民に支えられています。

2012年のフロント大改革がカブスの運命を一変させる

日本の野球通にカブスの選手として知られているのは、マーク・マグワイア選手とホームラン王争いを繰り広げたサミー・ソーサ選手です。また、福留孝介選手や和田毅選手など多くの日本人選手も過去に所属していました。
21世紀に入ってからは、大型補強を繰り返して戦力アップを図るも、地区優勝は果たせてもリーグ制覇には手が届かずじまいのシーズンの繰り返し。2008年に経営破綻という憂き目にあいました。
しかし、2012年シーズンから球団副社長に就任したセオ・エプスタイン氏が、放漫経営体質から脱却して若手選手を育てていく方針へと変更。育成に長けた指揮官の招聘も含め、あらゆる策が的中してチーム力はみるみる向上していきました。

2015年はあと一歩、2016年のメジャーリーグチャンピオンに

2015年はワイルドカードからリーグ優勝決定戦にまで進出。ワールドシリーズを制したメッツに敗れたものの、ジョー・マッドン監督が若手を積極起用し、お金に頼らない戦力アップが奏功しました。
そうして充実した戦力を有して迎えた今シーズンは、全30球団中唯一のレギュラーシーズン100勝という記録つきで地区優勝。2年連続リーグチャンピオンシップに進出し、4勝2敗でドジャースを退けてリーグ優勝を決めました。
続くワールドシリーズではアリーグ王者のインディアンスと対戦。1勝3敗で王手をかけられ窮地に追い込まれたものの、ここから逆に3連勝して大逆転でワールドシリーズを制覇します。108年ぶりの優勝ということで、日本のメディアでも大きく話題になりました。

24歳と27歳の若き主砲がチームを牽引

ここ数年のチームの主砲は、24歳のクリス・ブライアント選手と27歳のアンソニー・リゾ選手。前者は今シーズン39本塁打を放ち大ブレイク、昨年の新人王に続き、リーグMVPを獲得しました。後者は32本塁打で3シーズン連続30本以上のホームランを放ち、長打率も5割オーバー。
両選手ともチームにとって得点源であるだけでなく、故障も少なく、年間通じてフル稼働が可能であるあたりは、チャンピオンとして迎える来シーズンも、ジョー・マッドン監督にとってもありがたい存在であることは間違いありません。

来季も豪華な先発陣は健在、クローザー候補も獲得

野手に関してはしっかり育てる一方で、投手力は即戦力を補強するのがエプスタイン流。投手陣は先発ローテーションのうち4人が15勝以上を挙げ、チーム防御率3.15は両リーグを通じてトップ、108年ぶりの快挙の原動力となりました。
来シーズンの戦力に目を向けてみると、懸念事項といえば、今シーズン途中にヤンキースから加入したアルロディス・チャップマン投手がシーズン後にヤンキースへと復帰したことぐらい。
しかし、フロントの動きは迅速で、新たなクローザー候補として、2015年のロイヤルズのワールドシリーズ制覇に貢献したウェイド・デービス投手、日本人にはおなじみ、ボストン・レッドソックスの守護神だった上原浩治投手と、実績ある2名を獲得しています。

まとめ

108年ぶりのワールドシリーズ制覇で、タイトルから遠ざけていた「ビリー・ゴートの呪い」のジンクスを破ったシカゴ・カブス。 最大の補強は、改革に成功したエプスタイン社長との契約を2021年まで延長できたことかもしれません。 知将ジョー・マッドン監督と息の合ったコンビで、来シーズンはワールドシリーズ2連覇という偉業に挑戦します。 カブスのサクセスストーリーは第2章に突入したのです。

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