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【詳細解説!】マイアミ・マーリンズの2016-2017年


メジャーリーグ

Photo by Keeton Gale/Shutterstock.com

アメリカ4大スポーツの1つであるプロ野球・メジャーリーグ。 国民的スポーツであり、今では多くの日本人選手が所属しています。 本稿では、ナショナルリーグ東地区に所属するマイアミ・マーリンズの今季および来季の展望を解説します。

球団創設から23年で2度のワールドシリーズ制覇を達成

1993年、メジャーリーグのエクスパンション(球団拡張政策)により産声をあげたフロリダ・マーリンズ。大都市でありながらメジャーリーグ球団がなかった、フロリダ州マイアミを本拠地として誕生しました。積極補強を敢行してはその翌年にトレードやFAで選手を売り飛ばすため、「ファイヤーセール」の悪しき異名で知られています。
しかし、1997年と2003年にはワールドシリーズ制覇を達成した実力あるチームです。なお、2012年の新球場建設を機に、チーム名をマイアミ・マーリンズに改称しています。

42歳で2つの大記録を打ち立てたイチロー選手も所属

現在日本人最年長メジャーリーガーとして活躍するイチロー選手も所属。今シーズン達成した、NPB/MLB通算4257安打という大記録はメジャーリーガーとしても単独トップ、ギネス記録として認定されました。シーズン終了までにこの記録を4300安打(MLB通算3022安打)まで伸ばすことに成功しています。
また、NPB/MLB通算700盗塁(MLB通算500盗塁)を達成。42歳で2つの大記録をマーリンズで打ち立てました。四球を好まずボールを当てに行きヒットを量産できる貴重な選手として評価されており、来シーズンもマーリンズでプレーすることが決まっています。

攻守を支えるマーティン・プラド選手

今シーズンのマーリンズは、ナリーグ東地区3位でシーズンを終えています。偉大な記録を2つ達成したイチロー選手も、シーズンフル出場はなかなか叶わず。
そんなチームの攻守の核となったのは、 153試合に出場した三塁手のマーティン・プラド選手です。打率も4シーズンぶりに3割を超え、183安打を記録。2ストライクからの安打率は.281でメジャートップ、追い込まれてからの勝負強さも目立っていました。守ってもわずか9失策という堅守ぶりで、低迷するチームを支えました。
33歳となりベテランの域に入ったベネズエラ代表選手は、来シーズンもマーリンズの屋台骨としての活躍が期待されています。

期待のエース、ホセ・フェルナンデス選手に訪れた悲運

投手陣に目を移しましょう。今シーズンは、24歳の右腕のホセ・フェルナンデス選手が16勝を挙げる勝ち頭としてチームに貢献。時速160kmを超えるフォーシームを中心に多種のボールを使い分ける才能豊かな一面を見せました。
2013年のメジャーデビューイヤー以来の2ケタ勝利を挙げ、来季の活躍に期待も膨らんでいましたが、2016年9月25日にマイアミビーチ付近で起きたボート事故により死亡。思わぬ形でエースを失ったマーリンズは、彼の背番号である「16」を永久欠番にすることを決定しました。

ホセ・フェルナンデス選手の代わりとなる投手陣の柱は誰か?

ドン・マッティングリー監督は、来シーズン開幕を前に非業の死を遂げたエースの代役を探さなければなりません。その筆頭候補はすでに12月1日に獲得が決定しています。今オフ、ロイヤルズからFAとなっていたエディンソン・ボルゲス投手です。
カンザスシティで3年連続2ケタ勝利を挙げている33歳右腕は、150km台のフォーシームをベースに、シンカーやナックルカーブを織り交ぜて打者を翻弄するスキルに長けた技巧派投手です。かつては制球難の主たる原因とされていたチェンジアップの精度も大きく改善傾向にあります。
ホセ・フェルナンデス投手のような若さはありませんが、ベテランらしい使い分けをベースとした投球術で勝ち星を量産することが期待されています。

まとめ

期待のエースを失ったショックは大きく、来シーズンはマーリンズにとって「再出発」を期すシーズンとなるはずです。 ボルゲス投手だけで埋まる穴ではないため、さらなる実力派投手の獲得が予想されます。 大ベテラン・イチロー選手の記録更新と合わせて注目したいところです。

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