ZETTとミズノがシェアの大半を占める
連日、数々のドラマが繰り広げられている第101回全国高等学校野球選手権大会も2回戦へと進み、全49代表校が登場した。テレビ中継の中で露出される機会が多いキャッチャー防具はメーカー名こそ露出されないものの、毎年各メーカーの新製品をアピールする場にもなっている。
そこで今年も各校の選手たちはどのメーカーの防具を使用しているのか、初戦にスタメン出場した選手を目視で確認するとともに、今大会のトレンドを分析してみた。
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最も多くの選手が使用していたのはZETTの24校、ついでミズノの16校となっており、じつに49校中40校がこの2社の防具を使用していた。以下SSKが5校、アシックスが3校、ハタケヤマが1校という内訳となっている。
続いて2018年夏、2019年センバツ、そして今大会のシェア率の推移をみてみよう。
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2018年夏はZETTがシェア率41%、ミズノが21%という結果に終わっていた。しかし、フラットな面にうっすらと線が描かれているプロテクターが出てきた2019年の春のセンバツではミズノが大幅にシェア率を増加させ、50%にまで躍進した。デザイン性の高さが人気を博している要因と言えるだろう。