春夏連覇のエース・柿木蓮
史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭(北大阪)は、ひとりで全試合に完投するわけではなく、複数の投手を起用しながら勝ち上がっていった。そのなかでエースナンバーを背負っていたのは柿木蓮だ。
柿木は全6試合に登板し、36回を投げ39奪三振、防御率1.00と安定した投球を披露。最速151キロのストレートを中心にスライダーを交え淡々と投げ込む姿は、まさにプロのよう。走者を出しても落ち着いており、今大会で1イニングに2点以上を失ったことは1度もなかった。プロ志望届を提出するのは確実と見られており、上位指名は間違いないだろう。
<柿木蓮・甲子園成績>
6試合/36回/奪三振39/与四死球8/防御率1.00