金足農・吉田のまたもや完投で秋田県勢99大会ぶりの決勝へ
第100回全国高校野球選手権記念大会第15日、準決勝第1試合は金足農(秋田)が日大三(西東京)を2対1で制し、秋田県勢として第1回大会(1915年)の秋田中以来、99大会ぶりの決勝進出を決めた。
準々決勝まで4戦完投の好投手吉田を擁する金足農と、左腕の河村を中心とした4人の強力投手陣を誇る日大三の一戦。両投手陣が好投し、前評判通り締まった展開のゲームとなったが、少ないチャンスを確実にものにした金足農が接戦を制した。
第100回全国高校野球選手権記念大会第15日、準決勝第1試合は金足農(秋田)が日大三(西東京)を2対1で制し、秋田県勢として第1回大会(1915年)の秋田中以来、99大会ぶりの決勝進出を決めた。
準々決勝まで4戦完投の好投手吉田を擁する金足農と、左腕の河村を中心とした4人の強力投手陣を誇る日大三の一戦。両投手陣が好投し、前評判通り締まった展開のゲームとなったが、少ないチャンスを確実にものにした金足農が接戦を制した。
試合は初回から動いた。日大三の先発は2年生右腕の広沢。金足農はその立ち上がりを攻め、出塁した先頭・菅原が犠打で得点圏に進んだ後、4番打川が三塁手の後ろへ落とすタイムリーで1点を先制する。5回にも代わった河村から四球と犠打でチャンスを作り、5番大友のワンヒットで1点を追加した。
一方の日大三も再三走者を出すが、ギアを上げて要所を締める吉田の投球が勝った。4回は2死を取られた後、失策とヒットで一・三塁のチャンス。ここは6番高木が吉田得意の高め直球に釣られ、空振り三振に倒れる。日大三は7回まで無得点。しかし2点を追う8回裏、4番大塚が直球を捕え意地のタイムリー。1点差として9回の攻防に持ち込んだ。
8回途中から登板した日大三3人目の2年生右腕井上が9回までゼロに抑え、迎えた9回裏。日大三は2本の内野安打でチャンスを作ったが、最後は1番金子がセンターフライでゲームセット。自身のスタミナをきっちりコントロールした吉田は9回にこの日最速148キロをマークするなど最後まで球威は落ちず、7奪三振1失点完投で勝利を呼び込んだ。
金足農は明日21日、済美(愛媛)を下した大阪桐蔭(北大阪)と決勝戦を行う。絶対的エース吉田を中心に巻き起こる「金農旋風」はどこまで続くか。東北勢として春夏通じて初の甲子園優勝へ王手をかけた。