100回大会は史上最多の56校が出場
夏の甲子園が目前に迫ってきた。全国各地で地方大会が行われてきたが、7月30日に全国の代表チームが決定した。今年は100回目となる節目の大会ということで通常の49校ではなく、56校が甲子園への切符を手に入れている。
56校となったのは埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県が、東西もしくは南北にわかれ2代表制となったからだ。その56校を改めて紹介する。
ⒸSPAIA
夏の甲子園が目前に迫ってきた。全国各地で地方大会が行われてきたが、7月30日に全国の代表チームが決定した。今年は100回目となる節目の大会ということで通常の49校ではなく、56校が甲子園への切符を手に入れている。
56校となったのは埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県が、東西もしくは南北にわかれ2代表制となったからだ。その56校を改めて紹介する。
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今大会は南北福岡など初出場が5校。一方で最多出場回数を誇るのは龍谷大平安(京都)の34回だ。春・夏あわせて74回目の出場となり、全国最多の出場回数を誇る。これまでに春夏合わせ通算99勝をマークしており、節目の100勝目を今大会で達成したい。
連続出場回数で見ると、もはやおなじみの聖光学院(福島)の12年連続が最多となる。聖光学院に続くのは、8年連続出場となる作新学院(栃木県)だ。今井達也(現・西武)を擁し2016年大会を制しており、2年ぶりの王者を目指すことになる。
一方で久しぶりに戻ってきたのは、東海大星翔(熊本・35年ぶり2回目)、藤蔭(大分・28年ぶり2回目)、愛産大三河(東愛知・22年ぶり2回目)の3チームだ。前回出場時は3チームともに初戦敗退だったが、初勝利となるだろうか。その初戦に注目したい。
また、昨夏の覇者である花咲徳栄(北埼玉)も北埼玉大会を勝ち抜いてきた。2004年・2005年に連覇を果たした駒大苫小牧(南北海道)以来の夏連覇となるか注目が集まる。
そして、最大の注目校である春の覇者で出場校中最多4度の優勝を誇る大阪桐蔭(北大阪)も厳しい予選を勝ち抜き甲子園に戻ってきた。準決勝では9回2死までビハインドも驚異の粘りをみせ、最大のライバルである履正社に競り勝っている。今秋のドラフト候補でもある主軸の根尾昂、藤原恭大を中心としたチームに要注目だ。
夏連覇、春夏連覇といった偉業が達成されるだろうか。5日の開幕が待ちきれない。