柿木蓮(大阪桐蔭高)
今大会で優勝候補筆頭に挙げられている、昨春の覇者でもある大阪桐蔭高(大阪府)。そのエースが柿木蓮だ。昨春(2017年)の甲子園では、初戦の宇部鴻城高戦(山口県)で1イニングのみの登板だったが、無失点に抑え甲子園デビューを果たすと、続く夏の甲子園でも2試合、10.1回を投げ自責点0(失点2)。甲子園での防御率0.00をキープしている。
最速147キロのストレートにスライダー、フォークを織り交ぜ相手を翻弄する。秋の公式戦でも7試合45回を投げ、43奪三振、防御率0.60と圧巻の投球を見せた。勝負所で三振を奪うことのできるフォークが最大の強みでもある。
どこまで甲子園防御率0.00を更新できるか注目したい。その先には優勝、そしてプロ入りへの道が続いているはずだ。