多くのプロ野球選手を輩出!【広陵高等学校】
広陵高等学校は、広島市安佐南区にある私立高校で、春の選抜大会ではこれまで3回優勝、夏の甲子園では優勝はないものの3回準優勝をしている、広島県では最も全国的に優秀な成績を残しているチームである。
特に春の選抜に強く、「春の広陵」という異名を持つほど。阪神の金本知憲監督、巨人の二岡智宏コーチ、現役では阪神の新井良太、福原忍、巨人の西村健太朗、小林誠司、日本ハムの吉川光夫、有原航平らの選手を輩出している。
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広島といえば広島カープのお膝元である。その広島で野球の強い高校はどこなのだろうか。全国的に有名な私立高校から伝統のある学校、県立の星と呼ばれる高校まで、甲子園を目指す広島の強豪5校を紹介していく。
広陵高等学校は、広島市安佐南区にある私立高校で、春の選抜大会ではこれまで3回優勝、夏の甲子園では優勝はないものの3回準優勝をしている、広島県では最も全国的に優秀な成績を残しているチームである。
特に春の選抜に強く、「春の広陵」という異名を持つほど。阪神の金本知憲監督、巨人の二岡智宏コーチ、現役では阪神の新井良太、福原忍、巨人の西村健太朗、小林誠司、日本ハムの吉川光夫、有原航平らの選手を輩出している。
如水館高等学校は広島県三原市にある私立高校で、夏の甲子園には7回出場、春の選抜にも1回出場しているだけでなく、東京大学ほか有名国公立・私立大学にも多くの生徒が進学するなど文武両道で知られている。部活動が非常に盛んで、野球部の他にチアリーディング部、吹奏楽部、ロボット研究部も全国レベルの実力を誇っている。
野球部は全国制覇を目標に掲げ、平日は練習、土日は練習試合とハードな日々を送っている。
今年の春季広島県大会は準決勝で広島商業に競り勝ち、決勝では崇徳に1-2で負けたが、実力は県下トップクラスだ。
高陽東高等学校は、広島市安佐北区にある県立高校で、設立が1983年と広島県の中でも新しい高校だ。
設置されているコースは文化・コミュニケーション系、理数・テクノロジー系、ビジネス・情報系、環境・生活系、スポーツ・保健系、芸術・ビジュアルアート系とさまざまで、高校時代から各専門分野を学ぶことができる。
野球部はこれまで甲子園には春夏合わせて3回出場、県大会でも毎回上位に食い込むなど、県立の強豪校として知られている。
甲子園には2005年を最後に出場していないため、今年こそは夏の甲子園出場をと、日々練習に明け暮れている。
広島商業高等学校は広島市中区にある県立高校で、設立は1899年と120年近い歴史を誇り、広島市民・県民からは略して「県商」と呼ばれている。
甲子園には、春21回、夏22回出場し、そのうち春は1回、夏は6回の優勝を誇る全国的な名門校だ。
OBには元広島監督の三村敏之と達川光男、現ソフトバンクの柳田悠岐らがいるなど、多くのプロ野球選手を輩出してきた。
かつて県内では圧倒的な強さを誇ったものの、2004年以来甲子園には出場しておらず、古豪復活が待たれている。
広島工業高等学校は広島市南区にある県立高校で、設立は広島商業より2年早い1897年。
これまで春と夏の甲子園にはそれぞれ5回出場したが、他の運動部も強豪が多く、中でもラグビー部は花園に32回出場している。
野球部のOBには広島の新井貴浩、横浜の石田健大らがいるなど、多くのプロ野球選手を輩出してきた。
ここのところ広島県では私立高校が強い時代が続いているが、2012年には20年ぶりに夏の甲子園に出場し、昔からのファンを喜ばせた。
広島県といえばここ数年は広陵高校の1強時代が続き、広陵に如水館、広島商業などが挑む構図となっている。
広島商業、広島工業といった長い伝統校には昔からのファンが多く、この2チームが強くなることで広島県の高校野球も活性化するだろう。今後も広島の甲子園出場争いに注目していきたい。