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【おきばりやす!】京都府の野球強豪校5選

2016 8/26 13:36
イメージ画像,ⒸmTaira/Shutterstock.com
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なんといっても名門!龍谷大学付属平安高等学校

春夏合わせて通算73回の出場を誇る甲子園の超常連校、龍谷大学付属平安高等学校。春夏通算出場回数とは堂々の全国ナンバー1、通算戦績は99勝69敗(.589)と勝利数が中京大中京(愛知)の133勝に次ぐ全国2位の成績だ。ちなみに、選抜の出場回数も全国1位だ。

これまでにプロ野球選手も、京都内の高校で当然ながらもっとも多い60人を輩出しており、代打の神様・桧山進次郎(阪神、引退)やフェンス際の魔術師・赤松真人(阪神→広島)、デビュー戦でいきなり満塁ホームランを放った炭谷銀仁朗(西部)がいる。

公立の雄!京都府立鳥羽高等学校

1900年に京都府第二中学校として創立した京都府立鳥羽高等学校の歴史は、とても長い。今も創立当時の伝統を誇り高く継承し、「文武両道」の精神を基盤に据え教育活動を行っている。

甲子園への出場回数は春夏通算10回(春4回/夏6回)、大正4年に行われた記念すべき第一回全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)では見事優勝を果たした。卒業生には、現在オリックス・バッファローズで活躍する平野佳寿や、2000年のドラフトで近鉄バッファローズから3位指名された近澤昌志がいる。

難病と戦う大隣選手が輩出!京都学園高等学校

1925年に京都商業学校として開校し、1990年に現在の校名に変更した京都学園高等学校。甲子園での最高成績は春夏ともに準優勝で、卒業生のうち22人がプロ野球の道へ進んでいる。

最も有名な卒業生は伝説の投手・沢村栄治で、1947年に創設された『沢村賞』は彼の栄誉と功績を称え制定された賞だ。最近では、同校から近畿大学を経て福岡ソフトバンクホークスに入団した大隣憲司が有名。

夏の甲子園出場回数府内2位!京都外大西高等学校

2001年に京都西高等学校から校名を変更した京都外大西高等学校。甲子園への出場は2010年の夏を最後にしばらく途絶えているものの、春夏通算15回(春6回/夏9回)出場、準優勝が夏に1回と立派な実績を持つ。

学校が掲げる「不撓不屈」の精神で鍛えられた野球部は、第87回全国高等学校野球選手権大会で準優勝に輝いている。OBに、中日ドラゴンズのエース・大野雄大がいる。

消えるスライダー!?花園高等学校

甲子園には春夏ともに1度ずつの出場で未勝利ながら、龍谷大平安と京都学園に次いでプロ野球選手を8人も輩出している花園高等学校。

古くは斉藤明夫が大洋ホエールズ(現DeNAベイスターズ)へ、中村武志が中日ドラゴンズへ、1992年には伊藤智仁がヤクルトスワローズへ入団している。3人ともドラフト1位指名ということからも、部の実力の高さがうかがえる。