古豪!群馬県立桐生高等学校
群馬県立桐生高等学校は、「文武両道」、「独立自尊」を校訓としている。
野球部のほか、バドミントン部や卓球部、陸上部や少林寺拳法部、吹奏楽部が活躍している学校だ。
最近は私立高校に押されて甲子園からは遠ざかっているが、春夏合わせて26回(春12回、夏14回)の甲子園大会出場を誇る公立高校で、戦前から戦後にかけては、北関東の高校野球界を牽引する存在だった。
私立勢に負けず、久しぶりの出場が待ち望まれるところだ。
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群馬県出身の高校野球ファン必見!
今年はどの強豪が名乗りを上げるのか、現在の群馬県は古豪と新鋭が競い合っており非常におもしろい。
今回は群馬県の野球強豪校を5校ピックアップしてご紹介しよう。
群馬県立桐生高等学校は、「文武両道」、「独立自尊」を校訓としている。
野球部のほか、バドミントン部や卓球部、陸上部や少林寺拳法部、吹奏楽部が活躍している学校だ。
最近は私立高校に押されて甲子園からは遠ざかっているが、春夏合わせて26回(春12回、夏14回)の甲子園大会出場を誇る公立高校で、戦前から戦後にかけては、北関東の高校野球界を牽引する存在だった。
私立勢に負けず、久しぶりの出場が待ち望まれるところだ。
桐生一校の歴史は古く、そもそもは明治33年に創設された桐生裁縫専門女学館がその始めとなっている。昭和43年に高等学校男子部を設置し現在の形となった。
甲子園大会には春5回、夏9回の合計14回出場している。
桐生一校と言えば、正田樹投手や小林正人投手、一場靖弘投手や藤岡貴裕投手など、名投手を擁して甲子園を大いに沸かせた。特に正田樹投手の所属していた1999年の夏の甲子園では、同校を群馬県勢初の優勝に導いた。
前橋育英高校は「凡事徹底」のスローガンのもと、当たり前のことを誰よりも徹底するという練習の結果、最近メキメキと力をつけている学校だ。
北関東の学校らしく、毎年2月には1年生のスキー教室が開催されているのも特徴である。
平成25年の第95回大会で、初出場ながら、安定感抜群の高橋光成(たかはしこうな)投手を中心に「攻撃的な守り」で見事に優勝をつかみ取ったのが記憶に新しいところだ。
甲子園大会出場は、その他に平成23年の春の1回だけですが、当たり前のことを誰よりも徹底するという練習の結果、最近メキメキと力をつけている学校である。
通称「健大高崎」は平成23年夏の、第93回甲子園大会出場を皮切りとして、翌24年の春のセンバツ、平成26年の夏の大会からは3季連続で甲子園大会出場を果たしている、近年とても勢いのある高校だ。
健大高崎野球部の特徴は、機動力を前面に押し出した「機動破壊」。
走って走って走りまくるそのプレイスタイルで、群馬県大会でも6試合で35盗塁を記録した。
甲子園でも1試合11盗塁を記録するなど、その走力をいかんなく発揮。平成24年の春の選抜大会ではベスト4へと勝ち上がった実績を誇る。
前橋工や桐生第一ほど、プロ野球入りする選手を輩出してはいないが、体格でかなわなくても機動力で補えると証明したのではないだろうか。
大正12年に開校した同校は、「資格の前工」と呼ばれるほど資格取得が盛んで、相撲ロボットや、アイディアロボット、マイコンラリーなどで全国大会に出場しているほか、硬式野球部はもちろん、新体操部や空手道部、自転車競技部なども全国大会レベルにある。
前橋工からはなんと言っても、多数のプロ野球選手が輩出している。最近でこそ他校に後れをとっているが、佐野仙好外野手や渡辺久信投手、狩野恵輔捕手や井野卓捕手などが有名である。
群馬県には古豪や渋いチームが多いイメージだが、プロ入りした選手も華やかでなくともしぶとい活躍をした人が多い。今後の群馬県勢からも目が離せない。