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花咲徳栄高校が夏の甲子園初制覇!埼玉県の高校野球を振り返る

2017 9/13 14:03cut
高校野球,ボール
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近年の埼玉県情勢

3年連続5回目の夏となった花咲徳栄高校。3年連続という結果だけみると、甲子園出場があたりまえのように感じられてしまうが、決してそのようなことはない。2016年夏の甲子園終了後から、浦和学院高校と激しい争いを繰り広げてきたのだ。

花咲徳栄高校は2016年秋、2017年春の埼玉県大会と決勝で浦和学院高校に敗戦。関東大会への出場権は獲得していたものの、埼玉県を制することはできなかった。そして、迎えた2017年夏の甲子園予選。花咲徳栄高校、浦和学院高校は順当に勝ち上がり、秋、春に続き夏も決勝で相まみえることになる。埼玉県を代表する2校が夏の甲子園予選決勝で顔を合わせるのは、意外にもこれが初めてだった。

雨で1日順延となった決勝は「三度目の正直」で花咲徳栄高校が5-2で浦和学院高校に勝利。秋、春の雪辱を果たした格好だ。

このように、両校の力が抜けていた埼玉県内の高校野球情勢。2018年に行われる第100回大会は記念大会だ。そのために南埼玉、北埼玉に別れて予選が行われ、埼玉県から2校の出場となる。両校は北(花咲徳栄高校)、南(浦和学院高校)に別れており、両校が甲子園に出場しその舞台で戦うことになるかもしれない。

埼玉県予選の名勝負

毎年、全国各地で名勝負が繰り広げられている夏の甲子園予選。埼玉県大会でも過去に屈指の名勝負が行われていた。2000年夏の甲子園予選のことだ。

この年の決勝は春日部共栄高校と浦和学院高校の対戦。春日部共栄高校のエースは中里篤史選手(元・巨人他)、浦和学院高校の先発は坂元弥太郎選手(元・西武他)、と後にプロ野球選手となる逸材同士の対戦であった。両投手の好投が光り、1-1のまま試合は延長戦へ。延長10回裏に浦和学院高校がサヨナラ勝ちを収め甲子園出場を果たした。

埼玉県予選を勝ち抜いた坂元選手は甲子園でもその名を残すことになる。初戦の八幡商業高校戦において19奪三振を記録。この数字は56年ぶりとなる甲子園タイ記録だった。2回戦で敗退したがその試合でも16三振を奪う好投。奪三振能力の高さを見せてくれた。この甲子園での快投があり、埼玉県予選決勝での投手戦が再評価されることとなった。

同年のドラフト会議で中里選手は中日ドラゴンズから1位指名、坂元選手はヤクルトスワローズから4位指名を受け、プロ入りを果たしている。

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