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【2015~】夏の甲子園を沸かせたスターを振り返る

2017 9/13 14:03cut
高校野球,バッター
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2016年夏:今井達也選手(作新学院高校)

2016年夏の甲子園は投手に好選手が揃っていた。とくに「高校ビッグ3」と呼ばれていた寺島成輝選手(履正社高校→ヤクルト)、藤平尚真選手(横浜高校→楽天)、高橋昂也選手(花咲徳栄高校→広島)が注目選手として大きく取り上げられていた大会だ。しかし、甲子園を制したのはビッグ3ではなく今井達也選手(作新学院高校→西武)だった。

今井選手は2年夏の甲子園ではベンチ入りできず、3年春の県大会では1試合のみの登板。夏の予選でようやくエースとなった苦労人でもある。栃木県予選では4試合に登板し21.2回を投げ33奪三振をマーク。奪三振の多さから注目はされていたものの、ビッグ3ほどではなかった。

その評価を一変させたのが初戦の尽誠学園高校戦(香川県)だ。最速151キロのストレートを武器に13奪三振。相手選手に「見たことない球だった」とまで言わしめた。その後も、ほぼひとりで投げ抜き41回を投げ44奪三振、防御率1.10をマークし優勝投手に輝いた。

甲子園において才能が開花し全国的なスターとなった好例だ。

同年のドラフト会議では寺島選手、藤平選手らとともに単独1位指名を獲得し埼玉西武ライオンズに入団。今後のプロ野球を背負っていく選手として期待されている。

2015年夏:清宮幸太郎(早稲田実業学校)

2015年夏の甲子園。1年生ながら主役はこの男だった。早稲田実業学校のスラッガー清宮幸太郎選手だ。清宮選手は小学生時代から注目を浴びていたが、この年高校1年生になったばかりだった。しかし、3番・一塁でレギュラーを獲得すると初戦から安打を放ち存在感を示す。

待望の初アーチが生まれたのは3回戦の東海大甲府高校戦だった。続く加藤雅樹選手(現・早稲田大学)も続き二者連続本塁打のお膳立てをした格好だ。準々決勝の九州国際大学付属高校戦では2試合連続となる本塁打を放ち、前の試合がフロックではないことを改めて見せつけた。

準決勝で敗退してしまうが、清宮選手の存在感は大きかったと言えるだろう。各試合ともに清宮選手目当てのファンも多く訪れていた。

1年夏の甲子園に出場を果たしたことで、チームの大先輩である荒木大輔選手のように5季連続甲子園出場を期待された。しかし、夏の甲子園に出場することはできず、春のセンバツも3年時のみであった。この大会では打率.333(9打数3安打)ながら本塁打はなくチームも2戦目で敗退といい結果を残すことが出来なかった。

このことからも、清宮選手がもっとも輝いた甲子園は1年夏の甲子園と言っても過言ではないだろう。

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