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甲子園を春夏連覇した7校を振り返る【作新学院・中京商業】

2017 6/30 12:56Mimu
高校野球
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【中京商業その3】5試合連続の接戦!チーム力で制した夏の大会

そして夏の大会でも、中京商業高校は見事な試合を続ける。1回戦の秋田高校戦では2-0の完封勝利。岡山東商高校戦では7回に同点に追いつかれるも、8回の裏に味方の援護もあって5-4で勝利。準々決勝では群馬の桐生高校(群馬)を相手に4-2と勝利し、順調に勝ち上がっていく。

そして準決勝。相手はPL学園高校と同じく、県内で強豪校として知られつつあった報徳学園高校だ。後に西鉄ライオンズへ1位指名を受けて入団する荒武康博選手が5番・キャッチャーにどっしりと座っており、1回戦で8点、2回戦で9点をたたき出した強力打線が売りのチームであった。
しかし、加藤選手はこの強力打線を見事に1失点に抑える。打線も3回、8回に1点ずつをとり、2-1で勝利。ここぞの場面で、投打がキッチリと噛みあい、見事な勝利であった。決勝の松山商業高校戦でも、後に広島カープへと入団する西本明和選手との投げ合いを制し3-1で勝利し、見事春夏連覇を達成した。

初戦から決勝まですべてが2点差以内という状況が続いていたが、取られてもすぐさま取り返すなど、抜群のタイミングで打線が援護があったのは非常に大きかっただろう。加藤選手はそれに応え、9試合すべてを1人で投げ抜いた。加藤選手はその後ドラフト2位で近鉄バファローズへと入団。
他にも女房役だった矢沢正選手が読売ジャイアンツへ、1番打者として8盗塁を記録した平林二郎選手が阪急ブレーブスへ、そして4番センターを努めた伊熊博一選手も中日ドラゴンズへと入団している。

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