2010年代の甲子園を振り返る|【SPAIA】スパイア

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2010年代の甲子園を振り返る


2010年:興南高校が史上6校目の春夏連覇

2010年春のセンバツは北照高校(ほくしょう・北海道)・西田明央選手(現ヤクルト)の選手宣誓で幕を開ける。例年以上に雨が多く雨天順延が繰り返される大会でもあった。また、沖縄県から興南(こうなん)高校、嘉手納(かでな)高校と史上初めて2校が同時出場し注目を集める。この大会で優勝を果たしたのは「琉球トルネード」こと島袋洋奨(しまぶくろようすけ)選手(現ソフトバンク)擁する興南高校だ。
5-5で延長戦に突入した決勝戦は延長12回表に5点を奪い勝ち越しに成功。その裏を島袋選手が抑え初優勝を飾った。夏の選手権大会も春のセンバツで優勝した興南高校が順調に勝ち上がり、決勝では東海大相模高校を13-1の大差で破り史上6校目となる春夏連覇を達成したのだ。島袋選手はプロからも注目されたが進学を表明し、東都大学野球連盟の中央大学へと進学した。

2011年:高城俊人選手が8打数連続安打の大会タイ記録!

3月11日に起こった東日本大震災の悪夢が漂う中で開催された春のセンバツ。宮城県から唯一の出場となった東北高校を1回戦の最終試合に組み込むなど一定の配慮を持ち開幕した。この大会で猛威を振るったのが福岡県代表の九州国際大附属高校だった。
高城俊人(たかじょうしゅうと)選手(現DeNA)、三好匠選手(現楽天)の2人がともに本塁打を放つなどの猛打で決勝進出を果たす。また、高城選手は8打数連続安打という大会タイ記録も達成しているのだ。決勝では東海大相模高校に1-6で屈するが猛打は印象的だった。
夏の選手権では日大三校が10年ぶり2回目の全国制覇を達成するが決勝で敗れた光星学院は今大会から3季連続で準優勝となる。

2012年:大阪桐蔭高校が史上7校目の春夏連覇

2012年春のセンバツは一回戦から好カードが組まれた。優勝候補だった藤浪晋太郎選手(現阪神)擁する大阪桐蔭高校と大谷翔平選手(現日本ハム)率いる花巻東高校が対戦したのだ。大谷選手が藤浪選手から一発を放ち先制する。しかし、大谷選手は11四死球を出すなど乱調。9-2で大阪桐蔭が勝利し一気にセンバツの頂点へと駆け上ったのだ。
決勝では後の田村龍弘選手(現ロッテ)、北條史也選手(現阪神)擁する光星学院と対戦するが7-3で勝利。春のセンバツ初優勝を飾る。全国各校が打倒大阪桐蔭で臨んだ夏の選手権でも決勝は再び光星学院となった。春夏同一カードの決勝戦は史上初のことだったが3-0で大阪桐蔭が勝利し、史上3校目の春夏連覇を果たした。光星学院は3季連続での準優勝となったのだ。

2013年:春のセンバツで安樂智大選手が772球!

春のセンバツでは済美高校の安楽智大(あんらくともひろ)選手が注目を浴びていた。広陵高校戦では最速152キロをマークするなど豪腕を見せ順調に勝ち上がる。しかし、その代償に肩を痛め決勝戦では疲労などから6回9失点と本来の力を発揮できず1-17と大敗。浦和学院高校が優勝を飾る。安楽選手がこのセンバツで投じた772球は日米で話題となり「投げさせすぎ」「壊す気か!」といった批判の声も多く聞かれた。これ以降、各高校が継投策を用いるようになったのかもしれない。夏の選手権は初出場の前橋育英高校が2年生エースの高橋光成選手(現西武)を擁し初優勝を飾っている。

2014年:「機動破壊」が全国区になった夏

春のセンバツでは履正社高校対龍谷大平安高校の対戦となり関西勢同志の決勝戦だった。これは1979年の箕島高校(和歌山県)対浪商高校(大阪府)以来35年ぶりの出来事だ。
試合は龍谷大平安が終始ペースを握り6-2で履正社を下し春のセンバツ初優勝。夏の選手権では大阪桐蔭高校が2年ぶり4回目の甲子園優勝を果たすが、この大会で大きく注目されたのは大阪桐蔭でだけではなかった。
「機動破壊」というキャッチフレーズのもとで盗塁、一つ先を狙う走塁に重きを置いた戦い方をする健大高崎高校が躍進を遂げたのだ。この大会で健大高崎高校は4試合で26盗塁、1試合で11盗塁を決めるなどまさに走りに走ったのだ。この大会から全国に健大高崎高校の名前が知れ渡ったとも言える。

2015年:高校野球100年に清宮幸太郎選手がデビュー

敦賀気比(つるがけひ)高校が福井県に初の優勝旗を持ち帰った春のセンバツ。松本哲幣(てっぺい)選手が大会史上初となる2打席連続満塁本塁打、1試合最多打点となる8打点をマークするなど大きく取り上げられた。
優勝投手となった平沼翔太選手は北海道日本ハムファイターズに入団後は投手ではなく遊撃手として起用されている。夏の選手権は1915年に開催された第1回大会から100年ということもあり「高校野球100年」のイベントが開催された。第1回大会に出場した10校が100年前のユニフォームを再現し入場行進を行ったのだ。
この大会では早稲田実業の清宮幸太郎選手がデビューを果たし本塁打を放つなど「清宮フィーバー」を巻き起こす。また、圧倒的なスピードを誇るオコエ瑠偉選手(現楽天)、平沢大河選手(現ロッテ)などが注目をあびたが、その中で優勝を飾ったのは小笠原慎之介選手(中日)率いる東海大相模高校だった。

2016年:好投手が多数揃いのちにプロ入りを果たす

春のセンバツでは好投手が多く出場し「春は投手力」という格言通りの大会が見られた。初優勝した名門・智弁学園高校のエース村上頌樹(しょうき)選手も47回を投げ自責点はわずかに2と優勝投手にふさわしい投球を見せてくれたのだ。
夏の甲子園では「高校ビッグ3」と呼ばれた寺島成輝(なるき)選手(現ヤクルト)、藤平尚真(しょうま)選手(現楽天)、高橋昂也(こうや)選手(現広島)らがそろって出場するが早くから敗退。優勝を飾ったのは今井達也選手(現西武)擁する作新学院高校だった。今井選手は150キロを超える快速球を武器に甲子園優勝を飾りドラフト1位で埼玉西武ライオンズへと入団している。

2017年:決勝で史上初の大阪府対決

早稲田実業の清宮幸太郎選手、履正社の安田尚憲(ひさのり)選手という両スラッガーが注目を浴びた春のセンバツ。清宮選手のバットからは快音は聞こえず2回戦で敗退。一方で安田選手は初戦から不調だったが徐々に調子を上げ打率.412、1本塁打、3打点の成績を残し実力を見せつけた。しかし、優勝には結びつかない。
優勝を果たしたのは履正社高校と同じく大阪の名門である大阪桐蔭高校だった。2年生を中心にとしたチームが勢いに乗り初の大阪対決となった決勝戦を制したのだ。この大会は2試合延長15回再試合が起こるなど休養日が取れない日程となり、今後の大会運営にも影響を及ぼすこともありそうだ。

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