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2000年代後半の甲子園を振り返る

2017 6/28 09:44cut
甲子園,ⒸSPAIA
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2007年:がばい旋風を巻き起こした佐賀北高校

春のセンバツでは大阪桐蔭高校の中田翔選手(現日本ハム)が2本の本塁打を放つ活躍を見せた。しかし、準々決勝で対戦した常葉菊川高校の田中健二朗選手(現DeNA)には完全に封じ込められ3打数無安打に終わりチームも1-2で敗戦してしまう。
この大会で優勝を果たしたのは、その田中選手を擁する常葉菊川高校だった。決勝では同じ東海地区代表の大垣日大高校と接戦を演じ8回裏に逆転。6-5で下し見事2回目の出場で初優勝を飾ったのだった。
夏の選手権では「がばい旋風」が吹き荒れた。佐賀県代表の佐賀北高校が接戦をものにしながら決勝戦まで進出したのだ。2回戦で宇治山田商業高校と延長15回引き分けの接戦を演じ、2日後に行われた再試合で勝利すると準々決勝では帝京高校と延長13回の死闘を繰り広げる。
そして、決勝では野村祐輔選手(現広島)、小林誠司選手(現巨人)がバッテリーを組む強豪の広陵高校だった。8回表終了時点で0-4と佐賀北高校の敗色濃厚だったが8回裏に逆転満塁本塁打が生まれ見事に優勝を果たすのだ。本塁打の前にはストライクと取ってもらってもおかしくない投球もあり、広陵高校の中井哲之監督は「誰が見てもおかしい」と異議を唱え後に日本高野連から厳重注意を受ける事態にもなっている。
公立高校であった佐賀北高校が快進撃を巻き起こしたことで「がばい旋風」とファンは名前をつけた。

2008年:筒香嘉智選手が2打席連続本塁打!

2008年春のセンバツはエース東浜巨選手(現ソフトバンク)率いる沖縄尚学高校が9年ぶり2回目となる優勝を飾った。東浜選手は5試合に登板し41回を投げ自責点はわずかに3。奪三振26、与四死球10、防御率0.66と圧倒的な成績を残す。ドラフト1位候補としてプロの各球団も注目をしたが、プロ志望届を提出せずに東都大学野球連盟の亜細亜大学へ進学。4年後となる2012年のドラフト会議で3球団競合となり福岡ソフトバンクホークスへの入団が決まった。
夏の選手権大会は90回記念大会となり東京都、北海道、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県で各2校ずつが選出され合計55校が出場を果たしている。この記念大会では筒香嘉智選手(現DeNA)が2年生ながら4番に座り、準々決勝の聖光学院戦では2イニング連続となる2打席連続本塁打も放っている。しかし、準決勝で浅村栄斗選手(現西武)率いる大阪桐蔭高校に敗れ優勝には手が届かなかった。
優勝を果たしたのは、その浅村選手率いる大阪桐蔭高校で決勝では常葉菊川高校を17-0という大差で下し、17年ぶり2回目の優勝を飾っている。

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