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【今年こそ甲子園優勝や!】夏の甲子園注目の兵庫県の強豪校5選

2016 7/31 09:20
高校野球 兵庫県 強豪校 甲子園
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毎年甲子園には強豪校を送り出している兵庫県代表。ぜひチェックしておきたいという方も多いのではないだろうか。ここでは、兵庫県代表として出場が有力視される、注目強豪校を5校紹介する。

全国レベルのエースに注目!兵庫県代表最有力!明石商業高校

平成28年の春、甲子園に初出場した明石商業高校。1回戦で日南学園、2回戦で東邦高校を破り見事ベスト8まで勝ち上がったこのチームの注目はなんといってもエースの吉高壯投手だ。2回戦の東邦高校戦では5安打完封ピッチング。最高142キロのストレートとスプリットを決め球とし、プロのスカウトからも注目された。兵庫県春季大会でも見事優勝。吉高投手が実力を発揮さえすれば夏の甲子園出場最右翼である。私立高校の強さが目立つ高校野球において、公立(しかも明石「市立」!)ということで、その点も注目だ。

兵庫県での甲子園出場数最多!プロ選手も多数輩出の報徳学園

平成28年の兵庫県春季大会では明石商業に敗れ、準優勝に終わった報徳学園だが、今年も安定した実力を発揮している。春夏通算34回の甲子園出場を誇り、春2回・夏1回の全国優勝、プロ野球選手も過去に26人も輩出するなど、県内のみならず全国でも屈指の強豪校である。平成28年のエースはスリークォーターのエース主島大虎(ぬしまだいご)投手。春の選抜には出場有力視されながらも選ばれなかった屈辱を晴らすべく、平成22年以来6年ぶり15回目の夏の甲子園出場を目指す。

甲子園出場回数は報徳学園に次ぐ19回!今年も侮れない東洋大姫路

兵庫県春季大会では報徳学園に敗れ3位に終わった東洋大姫路高校も、夏の兵庫県大会でリベンジを目指す一校。甲子園には春7回、夏12回と報徳学園に次ぐ出場回数を誇り、昭和52年の夏に全国優勝を経験。ベスト4も過去通算5回を記録し、こちらも全国屈指の強豪校と言える。平成28年のエースはナックルカーブを持ち玉とする山内響選手。播州・姫路の誇りである東洋大姫路高校。夏の甲子園出場を果たすと、平成23年以来5年ぶりとなる。こちらもぜひ注目したい。

実はプロ野球選手輩出兵庫県最多!久々の夏の甲子園出場を狙う育英高校

甲子園は平成17年の春、夏だと平成12年と16年前まで遡ってしまう育英高校だが、春13回、夏6回の甲子園出場を誇理、圏内屈指の実力校である。そしてプロ野球選手の輩出数は28人と、報徳学園を上回り兵庫県最多を誇る。最も著名な選手は少し昔になるが、近鉄で長らくエースとして活躍した鈴木啓示投手。平成28年の兵庫県春季大会はベスト4。エース山本宵吾選手の頑張りで、名門復活を果たしたいところだ。ちなみに育英高校は仙台育英や前橋育英など、全国に点在する育英高校とは関係がないので要注意だ。

県民誰もがびっくりした春の選抜出場!県内屈指の進学校長田高校

平成28年春の選抜に21世紀枠で出場した長田高校には県民誰もが驚いただろう。なぜなら、長田高校は神戸市の県立高校としては屈指の進学校。有名国公立大学に進学する生徒が多数いる高校で、今までも高校野球で目立った成績を残していなかった印象があったからだ。過去15年を調べてみると160校以上出場する兵庫県大会で3回のベスト8が最高成績。悪くない成績ですが、まさか甲子園出場を果たすとは…。エースで4番の園田涼輔選手がチームを引っ張り、春夏連続甲子園出場なるか!?



兵庫県大会の平成28年の出場は163チーム。明石トーカロ球場で7月28日に行われる決勝で、どこが優勝するのか注目したい。