大阪最大のプロ輩出校!大阪桐蔭高校
「大阪」の高校野球といえば、誰もが思い浮かべるのが大阪桐蔭高校だろう。
全国から中学時代に名を馳せた有名選手が集まり、しのぎを削る部員たち。甲子園に出るより先に、まずは試合に出ることが選手たちの最初の目標になるであろうことが伺える。
また、控え選手であったとしても、どんな強豪校でもレギュラーとして出場できる逸材揃いである。そんな中でも「チームとして勝つ」ことを選手それぞれが考えており、個々で何ができるのかを模索する姿勢は素晴らしいの一言だ。
大阪府ではダントツにプロ野球選手を輩出しているのも納得の高校である。
大阪の私立二強!履正社高校
大阪桐蔭と対をなす双璧が、履正社高校だ。
こちらの高校もベンチ入り、試合出場をチーム内競争に勝ち抜かねばならない。
こういったチームだと日々競争意識が芽生え、その結果チーム全体が強くなるという好循環を生み出す特徴がある。
2016年の近畿地区野球大会でも王者の試合運びで優勝をしている。
実は昨年秋の大会では阪南大高校に敗れているのですが、そこからチームの意識付けが変わってきている。
いい選手が揃っているだけでなく、意識付けやメンタルコントロールが上手く機能して強いチームが作り上げられている。
大会の上位常連校!近大附属高校
甲子園には過去春夏合わせて11回出場をしているのが近大附属高校です。
私立の強豪校がしのぎを削る大阪府大会は、近大附属の選手層を持ってしてもなかなか打ち破れるものではないようです。
毎年上位に名を連ねるものの、甲子園出場を果たすのは難しく、それだけ大阪大会のレベルの高さがわかるというところでしょう。
この高校は野球以外にもスポーツにかなり力を入れており、水泳やサッカー、バスケットボールなど幅広いスポーツで全国的な知名度を誇る高校だ。
創立100周年の伝統校!桜宮高校
1916年から前進である北区実科女学校として開校して、2016年で100周年を迎えた伝統校である。
公立校でありながら、私立校に負けない実力を日頃から育み、大会では上位進出をしている高校だ。
甲子園出場は春夏通じて1回、それも昭和57年と随分昔の話しとなってしまっていますが、大阪府大会を勝ち抜くことは難しいということなのだろうか。
高校野球ファンではアンチ私立が声を上げる中、公立強豪校である桜宮高校を後押しする声援が集まっているようだ。
私立を打ち負かし、甲子園で選手たちが躍動する姿を見たいものだ。
名将率いる公立校!箕面東高校
箕面東高校といえば、長谷至康監督を思い出す人は高校野球通だ。
公立校では勝てない、と言われている大阪大会で、私立の強豪校を次々と破る戦いを見せてくれている。
「やれることはやった、だから負けても仕方ない」という考えは一切否定し、とにかく何が何でも勝つんだ!という強いメッセージを選手たちに送り続けた手記が残っている。
監督の手腕もさることながら、それに応える選手たちにも目を見張るものがある。
監督と選手の二人三脚で、激戦区大阪を勝ち抜いて欲しいところだ。
まとめ
激戦区大阪を勝ち抜くのは、どのチームだろうか。
毎年のようにプロ注目選手がひしめきあい、迫力の試合を見せてくれるのは高校野球ファンには見逃せない瞬間ばかりだろう。
私立vs公立の戦いも見ものである。