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【いいあんべえ】新潟県の野球強豪校4選

2016 7/31 09:20
甲子園
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高校野球ファンの方へ。 夏の甲子園を存分に楽しむためにも、各都道府県の強豪校に関する情報を知りたいところだ。ここでは、新潟県の野球強豪校を4校紹介する。

近年の甲子園常連校!日本文理高校

近年、新潟の甲子園常連校といえば間違いなく日本文理高校だろう。2000年以降は、数年に1回は夏の甲子園に出場しており、2009年大会には決勝まで進み準優勝に輝いた。中京大中京高校との決勝での激闘は記憶に新しく、新潟のファンのみならず全国の高校野球ファンを感動の渦に巻き込んだ。

春季・秋季に行われる県大会でも毎年安定した成績を残しており、3年生が引退した後のチーム作りも問題ないだろう。

甲子園出場経験7回を誇る名門!新潟明訓高校

新潟明訓高校は、甲子園出場7回を誇る強豪校。実力伯仲と言われる新潟県の中では、日本文理と共に毎年安定した成績を残していることからも、選手層の厚さは折り紙つきだ。

2016年春の地方大会では見事に優勝を果たし、2012年以来となる夏の甲子園出場が期待されている。現在のチームは、投手力を中心とした粘りのある野球が持ち味。先発からリリーフまで盤石の体制を強いているので、僅差のゲームを物にできるのが強さの秘訣だ。

3年生主体のチーム編成の中で、下級生がどれだけバックアップとして活躍できるかが今後の鍵となってくるだろう。

県内最多の甲子園出場数9回!中越高校

県内最多の甲子園出場数9回を誇る中越高校も、新潟では有名な野球強豪校。2015年に甲子園出場を果たしたチームは、春季・秋季・夏季全ての県内大会を制した絶対的な存在だった。

2000年に入ってからは、日本文理と新潟明訓の"2強時代"が続いていたが、2015年の復活劇以降、活きのいい新入部員が入ってくることも期待され、今後の活躍も注目だ。ほとんどのメンバーが新潟県出身というのも、私立高校にしては珍しいパターン。県内にファンが多いのは、そういった地元密着型のチーム編成にも関係があるだろう。

公立の星!新潟県立新発田農業高校

私立高校の強豪が多い新潟県内において、数少ない公立の名門が新潟県立新発田農業高校。残念ながら、2000年を最後に夏の甲子園出場は果たしておらず、日本文理と新潟明訓の”2強”をどのように倒すかが、古豪復活のキーポイントになるだろう。新入部員の成長によっては甲子園出場も十分に可能なレベルであり、今後の活躍に期待がかかる。

過去に3人のプロ野球選手を輩出しており、現役選手では読売ジャイアンツで活躍する加藤健選手が新発田農業高校の出身だ。

優勝旗を新潟に持って帰れるか?

これまでの歴史の中で、新潟県勢が甲子園優勝を果たしたことはまだない。しかしながら、日本文理が2009年大会で準優勝したことで、新潟に優勝旗を持ち帰ることへの期待が年々高まっている。日本文理、新潟明訓の2校が甲子園優勝に近いと言われているが、実際のところ各校の実力差がそこまで大きくなく、どの高校が甲子園出場を果たしてもおかしくない。高校野球は、3年生の引退によってチームの力関係がガラッと変化するのも魅力の1つ。どの高校が歴史に名を刻むことになるのか、新潟県勢の活躍に注目してほしい。