節目の10年連続優勝へ!聖光学院高等学校
現在の福島県の高校野球強豪校といえば聖光学院だろう。2007年から現在に至るまで、福島県大会で優勝し続けており、目下9連覇中という圧倒的な強さを誇っている。高校野球ファンには、なじみ深い高校であり、特に2011年は、現在阪神タイガーズに所属する歳内宏明投手の鋭いフォークボールに強いインパクトを受けた。今年の夏は大記録となる福島県大会10連覇を目指し、同時に甲子園でも最高記録ベスト8に留まる記録から上に抜けけ出したい。
福島の高校野球強豪校といえば、誰もが聖光学院を思い描くかもしれない。しかし他校にも、彼らと同様に厳しい冬の寒さを乗り越え、日々甲子園を目指し練習をする高校球児たちがいるのだ。そんな歴史と実績ある高校を紹介しよう。
現在の福島県の高校野球強豪校といえば聖光学院だろう。2007年から現在に至るまで、福島県大会で優勝し続けており、目下9連覇中という圧倒的な強さを誇っている。高校野球ファンには、なじみ深い高校であり、特に2011年は、現在阪神タイガーズに所属する歳内宏明投手の鋭いフォークボールに強いインパクトを受けた。今年の夏は大記録となる福島県大会10連覇を目指し、同時に甲子園でも最高記録ベスト8に留まる記録から上に抜けけ出したい。
学法石川の略称で知られる学校法人石川高等学校は、120年の歴史を誇る福島県最古の高校である。野球部は夏に9回、春に3回の甲子園出場を果たしている。
1976年に夏の甲子園へ初出場を果たし、1980年代になると計5回出場と福島の高校野球を牽引する存在として認知され、1990年代になると実力を伸ばしてきた日大東北とし烈な出場権争いを繰り広げた。その強さは野球だけにとどまらず、ソフトボール、柔道、ゴルフなど様々なスポーツ分野で高い実績を残していることでも知られており、全国屈指のスポーツ校とも言える。
日大東北の略称で知られる日本大学東北高等学校は、非常に生徒数が多く、野球以外の様々な分野でも盛り上がりを見せている。1987年に初めて夏の甲子園出場を果たすと、1990年代にはさらにその力を開花させ、1996年から3連連続出場という結果を残した。この活躍により学法石川と双璧をなす、福島県屈指の強豪校と知られることになったのだが、現在は共に聖光学院の圧倒的な力に阻まれている状況だ。今年は聖光学院を始めとした強敵に打ち勝ち、2003年以来となる夏の甲子園出場を期待したい。
福島県立光南高等学校は、県内公立高校の中で屈指の実力を誇る強豪校だ。夏の県大会優勝及び、夏の甲子園出場こそ1回だけだが、優勝した2006年は圧倒的な力を持っており、聖光学院の3連覇を阻止したことで注目を浴びた。翌年から現在まで、聖光学院が9連覇を果たしているため聖光学院以外の最後の夏の福島代表は、光南ということになる。また、2012年は佐藤勇投手が埼玉西武ライオンズにドラフト指名を受け、同校初のプロ野球選手が生まれるというニュースがあった。ライオンズファンは、若く才気溢れる佐藤投手の将来性に大いに期待している。
ここまで明確に一強状態になっている都道府県は、現状、福島県以外無いといってもいい。聖光学院がどれほど圧倒的な力があるか理解できただろう。聖光学院自身も10年連続甲子園出場という快挙がかかっているため、万全の状態で試合へ臨むだろう。勿論、他校としては面白くない状態だ。3年間という限られた時間の中で、全力で野球に打ち込んできた球児たちの気持ちのぶつかり合う一戦に注目が集まる。
まだまだ聖光学院一強の時代が続くのか。それとも聖光学院を倒し新たな福島代表となる高校が出てくるのだろうか。福島球児たちの活躍に期待がかかる。