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東北地方の名門、東北高校(宮城県)野球部の歴史について


野球

Photo by mTaira / Shutterstock.com

東北高校は、数多くのプロ野球選手を輩出している高校野球の名門校だ。 宮城県では、30年にわたり、ライバルの仙台育英高校と覇権争いを演じ続けている。 野球以外にもフィギュアスケートではオリンピック選手を輩出し、ゴルフ等他のスポーツでも強豪としての地位を築いている。

宮城県の雄

東北高校は宮城県仙台市にある学校で、学校法人南光学園が運営する私立高等学校だ。 設立当初は男子校であり、年配の方には、当時の愛称である「南光」と呼んだ方が通じる。
様々なスポーツが盛んな高校ではあるが、特に硬式野球部は、30年以上甲子園出場をかけて仙台育英高校と覇権を争っている。2003年大会では準優勝を成し遂げ、甲子園の強豪校として一般的にも認知度が高い高校の一つだ。東北地方における雄、といっても過言ではないだろう。

硬式野球部以外にも

東北高校は、硬式野球部が全国有数の実績をあげているだけでなく、ゴルフ部やフィギュアスケート部等様々な部活動が盛んであり、数多くのOBOGを輩出している。
フィギュアスケート部のOBOGにはソチ・オリンピックの金メダリストであり、今現在世界のトップスケーターの一人である、羽生結弦選手やトリノオリンピックで日本人唯一の金メダルを獲得した荒川静香選手がいる。 またプロゴルファーにも有村知恵選手や世界で活躍している宮里藍選手など、名選手がズラリと名前を連ねているのだ。

ダルビッシュ有選手

現役のプロ野球選手で真っ先に東北高校出身の選手として名前が挙がるのが、現在メジャーリーグのテキサス・レンジャーズに所属する、ダルビッシュ有選手だろう。
東北高校在籍時には、2年生の春夏、3年生の春夏と4回の甲子園出場を成し遂げ、2年生の夏には上記した東北高校過去最高の成績である準優勝を果たした。
ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団後は、入団直後に喫煙が発覚するといった不祥事もあったが、不動のエースへと成長を遂げ、WBCでも優勝を果たしている。 2011年のシーズンオフにポスティング制度を利用して、当時の史上最高金額でレンジャーズへ移籍し、期待通りの活躍を見せていたが、トミー・ジョン手術を行い、復帰登板は果たしたものの、現在はまだ、復活への道の途中だ。

ダルビッシュの先輩、高井雄平

高井雄平選手は、現在は登録名を“雄平”として、ヤクルトの外野手として活躍している選手だ。 ダルビッシュ選手が入学当初目標に掲げていたのが、この選手だった(ダルビッシュ選手より2学年先輩)。
ドラフト当時は、「投げて後藤伸也以上、打って嶋重宣以上」と、東北高校出身のOB二人を引き合いに出されるほど。左腕でありながら150km/hを超すストレートを投げられるということもあり、メジャーリーグも注目する逸材だった。
近鉄とヤクルトの競合の末、ヤクルトに入団したが、投手としてはコントロールに問題があり、芽が出なかった。 しかし、野手に転向してからは強肩と抜群の身体能力を生かし、トリプルスリー達成を期待される選手に成長している。

大魔神も実はOB

大魔神として横浜ベイスターズやシアトル・マリナーズで大活躍し、現在ではJRAの馬主としても名高い佐々木主浩投手も東北高校のOBだ。 高校から直接プロ入りせず、東北福祉大学を経由してプロ入りしているため、同校出身というイメージが薄れがちといえる。
横浜ベイスターズからドラフト1位指名を受けた佐々木選手は、抑え投手として大車輪の働きを見せ、「ハマの大魔神」という愛称で親しまれた。抑え投手としての実績も素晴らしいものがあり、名球会に通算セーブ数で入会したのは佐々木選手が最初だ。 1998年には横浜を36年ぶりのリーグ優勝に導き、1999年オフにFAしたマリナーズでも大車輪の活躍を見せた名投手だ。
特にフォークボールは2階からボールが落ちてくる、と称され、日本のみならずメジャーリーグの強打者もきりきり舞いさせた。

まとめ

東北高校はスポーツが非常に盛んな学校であり、特に甲子園を経由して名プロ野球選手が数多く巣立っている学校だ。 ここで紹介した選手以外にも、首位打者を獲得した元広島の嶋重宣選手や、野村阪神でのID野球の申し子と称された葛西稔選手など、個性的な名選手があふれている。

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