2017春の選抜高校野球出場校レビュー~九州~|【SPAIA】スパイア

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2017春の選抜高校野球出場校レビュー~九州~


東海大福岡高校(福岡県/32年ぶり2回目)

東海大福岡高校(福岡県)は32年ぶり2回めとなる選抜切符を手に入れました。32年前の初出場時の校名は東海大五校となっており、2016年に現在の校名である東海大福岡に改称しています。現校名では春夏通じて今回が初めての甲子園出場となったのです。

秋季福岡県大会では危なげなく決勝まで勝ち上がりますが、福岡大大濠高校に決勝で2-11と大敗を喫してしまいます。しかし、九州大会では体制を立て直し初戦の明豊高校(大分県)戦では延長10回と接線の末に3-2で勝利。準々決勝のれいめい高校(鹿児島県)戦で0-4と劣勢ながらも、6回以降に得点を重ね9回裏にサヨナラタイムリーヒットで逆転勝ちを収めます。準決勝の熊本工業(熊本県)戦でも0-1から2点を奪い逆転勝ち。決勝まで全て逆転勝ちで勝ち上がってきたのです。
決勝の相手は福岡県大会で決勝でも相まみえた福岡大大濠高校でした。この試合でも3点を奪われる苦しい試合展開でしたが、7回に3点差を追いつき終盤戦に持ち込みます。しかし、9回裏に1点を奪われサヨナラ負け。福岡県大会同様に福岡大大濠の壁を乗り越えることができませんでした。

注目選手はエースの安田大将選手です。サイドスローから緩急を使って打者を抑える投球が持ち味の安田選手。秋の時点で最速130キロ前後と決して球は速くありませんがコントロールがよく粘りの投球を見せてくれます。福岡県大会、九州大会と2度も福岡大大濠に敗れた借りを甲子園の舞台で果たしてくれることに期待です。

福岡大大濠高校(福岡県/26年ぶり4回目)

福岡大大濠高校(福岡県)は西武の中継ぎである大石達也選手、森山良二楽天一軍投手コーチなどを輩出している古豪です。近年は甲子園に出場機会がなく春の選抜は26年ぶりの出場となります。

秋季福岡県大会では危なげなく決勝まで勝ち進み、決勝戦でも東海大福岡高校を11-2で下すなど寄せ付けず九州大会へ駒を進めました。九州大会では大分商業高校(大分県)、鹿児島実業高校(鹿児島県)、秀岳館高校(熊本県)と全て完封勝利でくだし決勝へ進出します。

決勝の相手は福岡県大会と同様に東海大福岡高校です。3-0トリードし6回まで無失点に抑え試合を優位に進めますが、7回に今大会初の失点を喫し3-3の同点に追いつかれてしまいます。しかし、慌てること無く同点で食い止めると9回裏にサヨナラ勝ちを収めたのです。

九州王者として臨んだ明治神宮大会でも初戦の明徳義塾高校(高知県)を2-0で完封。九州大会の勢いをそのまま持ち込みます。続く準決勝の早稲田実業学校戦(東京都)では清宮幸太郎選手、野村大樹選手といった主軸に打ち込まれ4-6で敗退してしまいます。一冬越えて成長した姿を甲子園で見せてくれることを期待します。

注目はエースの三浦銀二選手です。九州大会では3試合連続完封をマーク。決勝では初失点を喫しますが9回を投げきり完投勝利します。明治神宮大会でも初戦を完封勝利と安定感は抜群です。今秋のドラフト候補としても名前が挙がっている三浦選手。最速143キロのストレートにスライダーを投じ三振を奪います。福岡県大会から明治神宮大会までの13戦を1人で投げぬいたタフネス右腕に要注目です。

秀岳館高校(熊本県/2年連続3回目)

秀岳館高校は2年連続での選抜切符を手にしました。2016年夏の選手権大会にも出場しているので甲子園3季連続出場となり、三度目の正直で甲子園制覇も期待されています。チームを率いる鍛治舎巧監督は2014年からチームを作り「三年で全国制覇をする」と公言しておりその集大成に注目です。

2016年の春の選抜、夏の選手権で軸となった九鬼隆平選手(ソフトバンク)、松尾大河選手(DeNA)が揃ってプロ入りしチームの弱体化が心配されましたが杞憂に終わりました。新チームとなった秋季熊本県大会では準決勝まで他校を寄せ付けない野球を見せ勝ち進みます。準決勝で対戦した九州学院高校戦では1-0の辛勝となりますが決勝の熊本工業高校戦は6-3で勝利。ほぼ危なげない形で熊本県大会を勝ち抜けました。

熊本県王者として臨んだ九州大会の初戦で長崎東高校(長崎県)にコールド勝ち、準々決勝では鵬翔高校(宮崎県)に6-1で快勝し準決勝に駒を進めます。準決勝の相手はプロ注目投手の三浦銀二選手を擁する福岡大大濠高校(福岡県)でした。秀岳館は好投手見である三浦選手を打ち崩すことができず完封負けを喫します。

2016年の秀岳館は打者に注目が集まりましたが今回のチームでは2人の左腕・田浦文丸選手、川端健斗選手が注目です。両名とも2016年の甲子園を経験しており実績は十分。最速140キロを超える左腕を2人揃える育成能力は流石です。 2016年のチームでは4投手を小刻みに継投し勝ち上がってきた秀岳館ですが2017年のチームも継投策が中心になるでしょう。甲子園の舞台で3年目を迎える鍛治舎監督の手腕に注目です。

熊本工業高校(熊本県/10年ぶり21回目)

打撃の神様こと故川上哲治氏、イチロー選手(マーリンズ)が憧れた前田智徳選手(元広島)などを輩出している名門熊本工業高校(熊本県)が10年ぶりに選抜の舞台に帰ってきました。

10年前の春の選抜では藤村大介選手(巨人)が主将を務めベスト4まで勝ち残っています。その時の再現を狙いたいところです。
秋季熊本県大会での戦いぶりは甲子園出場チームにふさわしく、危なげない勝ち上がり方を見せてくれました。決勝の秀岳館高校戦で3-6と敗れますが九州大会に熊本2位で出場します。九州大会では初戦の美来工科高校(沖縄県)戦から苦しい戦いが続きました。終始リードを奪われる苦しい展開の中、8回裏に同点に追いつき試合は延長戦へ突入し13回裏にサヨナラ勝ち。続く佐賀商業高校(佐賀県)戦は3-2の辛勝と息の詰まる展開でした。準決勝の東海大福岡高校(福岡県)戦では先制点を奪ったものの1-2と逆転され敗れてしまいます。
苦しい戦いが続いた熊本工業は接戦をモノにする勝負強さが見られ精神的にも強くなったことが窺えます。

そんなチームを引っ張るのがエースの山口翔選手です。山口選手は最速149キロを誇るストレートを武器に三振を奪います。制球に難がありますが既にプロ球団からも注目されており選抜での活躍も期待されています。 プロ注目のエースを擁し古豪復活を目指す熊本工業に期待です。

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