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もし、野球日本代表が優勝したら


野球日本代表 WBC 優勝

Photo by Alan C. Heison/Shutterstock.com

実は夏季オリンピックやWBCで、優勝経験がある野球日本代表「侍ジャパン」ですが、世界が相手となると、さまざまな理由から毎回安定して優勝を勝ち取ることは難しいようです。日本代表が世界の大会で優勝するには何が必要なのか、考えてみたいと思います。

もし野球日本代表に、プロ野球選手が多いと優勝できる?

1984年のロサンゼルスオリンピックで、金メダルを取った時の日本のチームは、オールアマチュア選手で編成されていました。その後、国際野球連盟が1992年に国際大会へのプロ野球選手の参加を認めて以来、オールプロ選手で編成するもメダルを逃した年もありました。
また、WBCでは2006年の第1回以降2回連続で優勝したものの、3回目では3位となり、いずれもプロ選手が加われば必ずしも優勝できるわけではありませんでした。これには様々な理由が憶測されていて、大会の開催される時期に、プロの選手はシーズンに向けて調整中であったり、逆にシーズン中でベストの体調ではなかったり、また国によって状況やその大会にかけるモチベーションが違うことなどが挙げられています。

もし野球日本代表が、優勝してもコスパが悪い?

皆さんの記憶にも新しいところですが、2008年にオリンピックの正式競技から野球は外れてしまいました。優勝を目指して練習を続けて来た日本の代表選手達には本当に悔しい事でした。
また、WBCにおいても参加に積極的ではない国も多いと言います。では、何故そのような事態が起こるのか、それは単に野球の試合はコスパが悪いという理由らしいです。人数も多く、試合時間も長い割には集客率が悪くて、オリンピックにおいては空席も目立ち、頑張っている選手達とは反比例して、観客にとってはスター選手が多いわけでもなく退屈と言ったところでしょうか?
しかし、そう言った問題を改善すべく野球日本代表はプロ、アマチュア連携して本当に強い「侍ジャパン」を作り上げる努力をしています。そうした思いが通じ、2020年の東京オリンピックでは野球が正式競技として復活することとなりました。

もし野球日本代表が、'新生'「侍ジャパン」なら優勝できる?

過去において、日本の野球界はプロ野球や高校・大学野球、社会人野球等がそれぞれ絡み合って発展して来ました。それぞれの団体が独立して運営され、時には団体同志で対立もしました。国際試合では、国際野球連盟が統括していましたが、野球日本代表はアマチュア選手のナショナルチームで、代表選手選出もアマチュア協会側が主導で決定してきました。
しかし1998年に、国際オリンピック委員会からのプロ選手派遣要望を容認し、国際大会へのプロ選手の参加を巡り、野球日本代表の在り方は、大会毎に対応が異なって来ました。その後2014年、日本の野球界が一体となって、野球の普及・振興を中心に活動するために日本野球協議会を発足し、2009年より「侍ジャパン」の呼称で親しまれてきた野球日本代表は'新生'「侍ジャパン」としてプロ・アマが結束。
トップチームから12U、女子野球日本代表まで全ての世代の結束の象徴として、同じユニフォームを着、全ての世代の世界最強を目指し、この強化を担っています。

もしかすると、野球日本代表の優勝も夢じゃない?

オリンピックやWBC出場、アジア大会、ワールドカップ等各予選大会や強化試合を含め、野球日本代表が収めてきた成績の中に金メダルは少なくありません。オリンピックでも1度、WBCでは2度、惜しくもメダルに届かなかったと言っても大抵ベスト4には残る成績を収めています。
野球に対する熱意が、熱心ではない国に比べて高いと言うのも大きな理由ではありますが、2020年の東京五輪に向けて真摯に練習に取り組んでいる「侍ジャパン」。元々世界でも野球の強豪国ではあるのです。日本では昔から大抵の男の子が子供時代に野球に夢中になりましたが、最近は公園でサッカーボールを蹴る子供達の姿や体育館でバスケットボールに興じる姿をよく見かけ、これからはラグビーも人気が出そうで、時代と共に憧れるスポーツの幅も増えました。
そんな中でも日本の野球人気は衰えることなく、次世代を担う少年達が「侍ジャパン」を受け継いで、優勝を常に日本にもたらしてくれる存在に成長してほしいのです。

もし、野球日本代表がオリンピックに復活したら優勝できる?

2008年の北京オリンピックを最後に、7回続いた夏季オリンピックの野球という種目は途絶えました。開催中の野球日本代表の成績は「金メダル1回、銀メダル2回、銅メダル2回、4位が2回」と、下降しています。
この間には、日本代表はアマチュア選手ばかりだったことに対し、対戦相手はプロ選手ばかりだった事、日本にもプロ選手をチーム入りさせたところ、シーズン中の疲れから調子が振るわなかった事、等が挙げられます。そのため、2020年の東京オリンピックで野球が競技として復活した際には、その期間はプロ野球の試合は全て休戦にしてオリンピックに挑むと「侍ジャパン」の意気込みは非常に強いものです。それ程待ち望んだ試合であり、悲願の金メダルなのです。
「侍ジャパン」のメンバーは、上はトップチームから下は12Uまでと非常に若い選手も多くいて、世界の舞台での活躍を目指し日々練習に余念がありません。実力も精神も強靭な選手が育ち、2020年には大声で応援ができる日が来ることを、私達も祈っています。

まとめ

その歴史を紐解いてみると、野球日本代表にもさまざまな時代があり、今に至ることが分かりました。また、よく目にするプロ野球とも違い、世界を舞台に戦っている野球日本代表は、さまざまな世代や立場の野球選手が結束してプレーをする、正に「侍ジャパン」。誇りを持って頑張ってほしいと、改めて応援したくなりました。

以上「もし、野球日本代表が優勝したら」でした。

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