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大事な場面でバントを失敗する10の理由

2016 8/30 14:51
バッター
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Photo by Aspen Photo/Shutterstock.com

バントの重要性は、身にしみてわかっていても、なかなかビシッとバントを決めることは難しい。
バント失敗の原因を多角度から考察し、成功の確率をあげたいものだ。
バント名人といわれるプレイヤーを参考にしながら、その真相に迫ってみる。

ひとくちにバント、といっても幾種類ものパターンがある

バントといえば、まず思い浮かべるのはランナーを進める犠牲バンド(送りバント)や、自ら生きようとするセーフティバント、無死または一死で3塁ランナーを迎え入れようとするスクイズ(英squeeze=搾り出す)ほかにもプッシュバントやバスターバント、さらにはスイングバント(ハーフスイングで結果的にバントと同じような打球になるもの)というものまである。
またバントには、バントならではの特殊なルールがあることでも知られる。
代表的なところでは、2ストライク後のファールはストライクとカウントされるだが、あまり知られていないところでは、セーフティバント(と判断される行為)によって走者を進めた場合、MLBでは犠打とはみなされないが、日本の野球では犠打扱いで打数もカウントされない。

プロ野球で犠牲バントをもっとも失敗しているのは巨人

巨人からニューヨークヤンキースに渡り、素晴らしい功績を残して国民栄誉賞にまで輝いたあの松井秀喜も、対中日との伝説の10.8決戦では送りバントをしている。
ここぞという局面では、やはりバントに頼る攻撃が定番になっているようだが、ではバントの成功率はどのくらいなのだろう。 昨年度のデータによると、プロ野球12球団でもっとも犠牲バントの成功率が高かったのは日本ハムで.826。ワーストは巨人の.703でかろうじて7割を超えるにとどまっている。
ちなみにパの球団はすべて8割超えの成功率を残しているが、セで8割を超えたのは中日のみだった。
DH制のないセはピッチャーがバントをする機会が多いので、こうした結果になっていると推測される。

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