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大谷と比較!イチロー・ダルビッシュらの高卒5年目までの成績は?

2018 1/26 17:31mono
野球ボール,バット,グローブ
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大谷選手の移籍先は指名打者制度のあるアメリカンリーグ

日本ハムからポスティング制度を用いて、メジャーリーグ移籍を目指した大谷翔平選手。その移籍先がロサンゼルス・エンゼルスに決定した。

エンゼルスはアメリカンリーグ西地区に所属しており、指名打者制が用いられているため、先発投手・指名打者として二刀流へ挑戦していくと考えられる。もちろん、野手としての出場が確約されているわけではなく、2017年シーズンに多くの試合で指名打者として出場したアルバート・プホルス選手らと、指名打者の枠を争い勝ち抜くことが前提となる。

2018年シーズンにプホルス選手は、一塁守備を前提としているとみられているが、その他にもライバルは多いだろう。その彼らから実力でポジションを奪うことが求められる。
大谷選手は高卒から5年間を日本球界で戦い、6年目にしてメジャーリーグへ移籍となった。これは、日本プロ野球を経由してメジャーリーグ移籍を果たした選手の中で最速である。

もちろん、この5年間で並外れた成績を残したからこそであるが、かつて海を渡った選手たちは、高卒5年間の日本球界でどのような成績を残していたのだろうか。

投手・大谷選手の通算記録は?

大谷選手はプロ5年間で投手、野手の双方でプレーした。まずは投手としての成績を見ていこう。

投手としては85試合に登板し42勝をマーク。これは岩隈久志選手(マリナーズ)、前田健太選手(ドジャース)と同じ勝ち星だ。
防御率2.52はふたりを上回っている。岩隈選手、前田選手は1年目の一軍登板がなく、2年目から5年目までの実質4年間の成績ではあるが、ふたりと同等の成績を残しているのだ。

両選手ともにメジャー移籍後に2桁勝利を達成するなど一定の成績を残しており、メジャーでも成功していると言えるだろう。もちろん、環境への適応、ボールとの相性、入団チームの事情など様々の要素が絡みあった上での成功ではあるが、実力面ではまず問題ないはずだ。

日本ハムの先輩に当たるダルビッシュ有選手(ドジャースFA)は、1年目中盤からローテーションへと定着。5年間で積み上げた白星は大谷選手を20以上も上回る63個。
また、防御率2.20とこちらも大谷選手を上回っている。2017年時点で岩隈選手、前田選手以上の実績を残しているダルビッシュ選手は、日本時代も破格の数字を残していたのだ。

ニューヨーク・ヤンキースのエースとなった田中将大選手は、1年目から2桁勝利を挙げる活躍。ルーキーイヤー(2007年)に新人王に輝くと、5年目までにダルビッシュ選手を上回る65勝をマークしている。
防御率は2.61とダルビッシュ選手には及ばなかったものの、充分な数字といえるだろう。

現在、メジャーリーグで活躍する投手で高校からプロ入りを果たした選手たちと比べても、決して劣ることのない成績を残している大谷選手。日本球界での成績で、投手としての成功が決まるわけではないが、ファンは期待したくなる。
まずは、ケガなく先発ローテーション入りを目指してもらいたい。


【現役メジャーリーガー及び大谷選手・高卒5年間の成績】

  • 大谷翔平選手(日本ハム)
    85試合/42勝15敗1H/防御率2.52
  • 岩隈久志選手(当時・楽天)
    80試合/42勝21敗/防御率3.47
  • 前田健太選手(当時・広島)
    107試合/42勝36敗/防御率2.73
  • ダルビッシュ選手(当時・日本ハム)
    113試合/63勝24敗1H/防御率2.20
  • 田中将大選手(当時・楽天)
    125試合/65勝31敗2S/防御率2.61

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