本塁打記録アレコレ 事実上更新はむずかしい?|【SPAIA】スパイア

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本塁打記録アレコレ 事実上更新はむずかしい?


2013年・バレンティン選手の軌跡

プロ野球における1シーズン最多本塁打記録は、2013年にバレンティン選手(ヤクルト)が達成した60本塁打だ。この年のバレンティン選手はシーズン開幕前に、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にオランダ代表として参加。例年より仕上がりは早かった。しかし、WBC本戦で負傷し肉離れを起こしてしまう。プロ野球開幕は二軍で迎えることになった。

3月29日の開幕戦から遅れること約2週間。4月12日に自身の開幕を迎えたバレンティン選手は、4戦目で2本塁打を放つ。その後も本塁打を量産し出遅れを感じさせない活躍を見せ、4月は16試合に出場し打率.328(58打数19安打)、8本塁打、23打点の成績を残している。
5月にペースダウンしたものの、6月には打率.377(61打数23安打)、11本塁打、21打点で月間MVPを受賞。8月には打率.460(87打数40安打)、18本塁打、35打点と2度目の月間MVP。この時点で53本塁打となっており、王貞治選手(元巨人)らがもつ、シーズン最多本塁打(55本塁打)の更新も時間の問題とされていた。

9月11日に55号本塁打を放ったバレンティン選手の新記録を見ようと、その後の試合は大入りが続く。待望の新記録が生まれたのは9月15日の阪神戦だった。榎田大樹選手から56号、次打席でも57号本塁打を放ち歴史に名を刻んだのだ。シーズン終了まで本塁打を放ち60号まで記録を伸ばしている。

今後、バレンティン選手の数字を更新する選手が出てくるか楽しみである。

事実上更新不可能?王選手の通算最多本塁打

プロ野球において、通算最多本塁打記録保持者は王貞治選手の868本塁打となっている。この数字は日本だけでなくメジャーリーグを含めた最多の数字でもある。

2016年終了現在、メジャーリーグでは薬物使用で賛否両論あるがバリー・ボンズ選手(ジャイアンツ他)の762本塁打だ。ハンク・アーロン選手(ブレーブス他)の755本塁打、ベーブ・ルース選手(ヤンキース他)の714本塁打がこれに続く。王選手が現役時代の最多本塁打記録はアーロン選手だった。
王選手はアーロン選手の記録を抜き世界一となって以降、親交を深め両名で一般財団法人世界少年野球推進財団を設立。世界少年野球大会を毎年開催している。

単純計算ではあるが、40本塁打を22年連続で達成することでようやく868本塁打を超えることになり、日本での記録更新はほぼ不可能といえそうだ。ただ、メジャーリーグでは試合数が日本より20試合程度多いこともあり、更新する瞬間が来るかもしれない。

最多本塁打と最多盗塁の同時獲得

本塁打を量産するためには、やはりパワーが必要不可欠だ。そのため、長距離砲と呼ばれる歴代のスラッガーたちは、がっしりした体型の選手が多く俊敏さに欠けていた。第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の4番を務めた筒香嘉智選手(DeNA)や中田翔選手(日本ハム)も長距離砲らしくパワーはあるが、スピードはない。

このような傾向もあり、パワーを必要とする最多本塁打と、スピードを必要とする最多盗塁の両立は難しいとされていた。しかし、この実現不可能とも思われていた両立を達成したのが、2015年の山田哲人選手(ヤクルト)だ。

山田選手はトリプルスリーと呼ばれる打率3割以上(打率.329)、本塁打30本以上(38本塁打)、盗塁30個以上(34盗塁)を達成。その上でセ・リーグの最多本塁打、最多盗塁を獲得。史上初の快挙を成し遂げた。同時ではないが、最多本塁打と最多盗塁を獲得しているのは、秋山幸二選手(元西武他)、金山次郎選手(元広島他)の2名のみとなっている。

また、メジャーリーグでも戦後に同時達成した選手はおらず、山田選手は球史に名を残したといえる。

2017年はバティスタ選手が記録!初打席初本塁打

生涯で1本も本塁打を打つことができない選手もいれば、プロ初打席で初本塁打を放つ期待の星もいる。2017年シーズンは広島のバティスタ選手が初打席初本塁打の快挙を達成した。このバティスタ選手は代打本塁打でもあり、続く2打席目も代打本塁打。これは、1984年の村上新一選手(元阪急)以来、史上2人目のことだった。

また、2016年シーズンは廣岡大志選手(ヤクルト)が、三浦大輔選手(DeNA)の引退試合において初打席初本塁打を放ち、大ベテランに引導を渡している。生涯にわたり「満塁男」の異名を取った駒田徳広選手(元横浜他)は初打席に満塁本塁打を放ったところがプロ野球人生の始まりだった。

一方で球史に名を残している大打者の王貞治選手、長嶋茂雄選手(ともに巨人)、野村克也選手(元西武他)、張本勲選手(元巨人他)らの初打席は三振となっている。初打席が本塁打でなく三振でも大打者への道を閉ざされることはない。

甲子園通算最多本塁打

プロ野球の世界だけではなく高校野球の世界にも本塁打記録は存在する。旧制中学時代を除き春のセンバツ2回、夏の選手権3回と計5回の甲子園出場が可能な現在。春のセンバツ、夏の選手権でそれぞれに本塁打記録があり、その保持者には後のプロ野球選手も多く含まれている。

春夏通算で甲子園最多本塁打を放っているのが、PL学園高校(大阪府)の清原和博選手(元オリックス他)だ。1年夏から3年夏まで計5回の甲子園全てに出場し、13本塁打(春4本、夏9本)を放っている。春夏それぞれの甲子園記録も清原選手である。最後の夏となる1985年夏の選手権決勝で本塁打を放った際の実況「甲子園は清原のためにあるのか! 」は今でも語り継がれている。

清原選手の13本塁打に次ぐ記録を持っているのが、PL学園の桑田真澄選手(元巨人他)、上宮高校(大阪府)の元木大介選手(元巨人)が放った6本塁打だ。

清原選手が放った13本の半分にも満たない6本塁打となっており、その凄さがより際立つ。

甲子園における1試合最多本塁打は清原選手、大阪桐蔭高校(大阪府)の平田良介選手(中日)が記録した3本塁打だ。ともに夏の選手権で記録しており、春のセンバツでは2本塁打の選手が多数となっている。

このように甲子園の本塁打記録は未だ清原選手一色だ。今後、清原選手の記録を更新する選手が現れるだろうか。高校野球の本塁打にも要注目である。

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