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【中学野球】軟式?硬式?それぞれのメリット、デメリットは?

2017 8/3 12:53cut
中学,野球
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Photo by mTaira / Shutterstock.com

高校球児の出身をみると、中学時代から硬式野球を行ってきた選手が増えている。特にボーイズリーグは関西圏を中心に活動が盛んで、強豪高校へ進学するために入る選手も多く見られる。軟式野球、硬式野球それぞれのメリット、デメリットを見ていこう。

中学野球の仕組み

中学野球は大きく硬式野球と軟式野球に分かれる。軟式野球は中学の部活動で行っており、主に平日に練習、硬式野球は地域のクラブチームに所属し、主に土日に練習する。

一部の中学校は硬式野球部を持っており、硬式の大会に出場するチームもあるが、全国的にも数はそう多くなく、中学の部活動は軟式野球が中心となっている。また、中学硬式野球にはさまざまなリーグがあり、2017年現在で規模が大きいリーグはボーイズリーグ、リトルシニアリーグとなっている。

軟式野球のメリット・デメリットとは?

軟式野球は中学の部活動ということもあり、学校生活の延長線上となる。そのため、練習に行くために移動をするようなこともなく、金銭的な負担も少ない。また、軟式球は硬式球よりも安全面で優れており、ケガ、故障の可能性が減ることもメリットの1つだ。

高校進学において、部活動で優秀な成績を収めると内申点で評価をもらいやすくなるという部分もメリットの1つだろう。

デメリットとしては、指導者に恵まれにくいという点が挙げられる。強豪校であれば別だが、そうでない場合は、野球経験のない先生が指導に当たることもある。

硬式野球のメリット・デメリットとは?

中学硬式野球のメリットは、硬式球に3年早く触れることができることだろう。甲子園を目指す選手たちは3年生の夏の大会を最終的な目標にする。夏の大会は7月から予選が始まるので、入学してからは2年と数ヶ月しかない。その短い期間の最初の数ヶ月をボールの違いに戸惑っていては遅れてしまう。その戸惑いを中学生の時に体験しておくことで、高校野球でのスタートを切りやすくできる。

また、硬式野球では有力な指導者がチームを率いていることが多く、指導者との出会いを求めるために硬式野球を選択するケースもある。

硬式野球のデメリットは、金銭面の負担、故障、ケガの可能性が軟式より高いところだろう。

軟式、硬式の各種大会は?

中学軟式野球は春、夏に全国大会が行われる。2016年夏の全国大会、2017年春の全国大会は石川県の星稜中学が夏春連覇を達成しており、夏の大会で3連覇を目指す。

硬式野球は各連盟によって全国大会が行われている。そして、8月にジャイアンツカップと呼ばれる全日本中学野球選手権大会が開催され、リーグを超えた日本一を争う。

ジャイアンツカップは後のプロ野球選手も多く出場しており、2016年ドラフト会議で指名された九鬼隆平選手(ソフトバンク)、松尾大河選手(DeNA)は大阪の硬式野球チームである枚方ボーイズ時代にジャイアンツカップを制している。

軟式・硬式の出身選手は誰がいる?

軟式野球、硬式野球ともにプロ野球選手は多く輩出している。

軟式野球出身者ではイチロー選手(マーリンズ)、柳田悠岐選手(ソフトバンク)、澤村拓一選手(巨人)、大野雄大選手(中日)、美馬学選手(楽天)らがおり、昨今は硬式野球が盛んとはいえ、好選手を生んでいる。

一方で、田中将大選手(ヤンキース)、ダルビッシュ有選手(レンジャーズ)、前田健太選手(ドジャース)といったメジャーリーガーの投手たちは硬式野球のボーイズリーグ出身となっている。今後は軟式、硬式どちらが増えていくだろうか。

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