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いよいよ始まるWBSC U-18ワールドカップ!注目の強豪国とは

2017 8/3 12:07Mimu
野球ボールとグローブ
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まだ優勝のない日本……悲願の初優勝目指して

日本の実績を紹介しよう。実は日本は、この大会で優勝したことがない。80年代~90年代までは開催時期が夏の甲子園とほぼ同時期であったため、有望な18歳以下の選手たちを集めることが困難だったからだ。94年から始まったアジア選手権の方では5度の優勝を果たしているが、世界選手権の方では目立った成績を残すことができていなかったのだ(それでも、1982年の第2回大会では準優勝している)。
甲子園出場選手も参加可能となったのは、開催時期が9月になった2004年頃からだ。その際は、当時横浜高校監督だった渡邉元智氏が指揮を執り、準優勝という成績を収めた。
このとき、同年夏の甲子園で優勝した済美高校の福井優也選手(現広島東洋カープ)・鵜久森淳志選手(現東京ヤクルトスワローズ)に、横浜高校の涌井秀章選手(現千葉ロッテマリーンズ)や石川雄洋選手(現横浜DeNAベイスターズ)、東北高校のダルビッシュ有選手(現テキサス・レンジャーズ)などが参加している。
それ以降だと日大三校の小倉全由監督が指揮を執った2012年が6位、大阪桐蔭高校の西谷浩一監督が指揮を執った2013年、2015年の大会で2大会連続の準優勝となった。特に2015年の大会は日本での開催ということもあり、初優勝が期待されていたのだが惜しくも決勝で敗退となってしまった。

過去の優勝は8度!日本も2度優勝を阻まれたアメリカ

2015年の日本初優勝を阻んだのがアメリカだ。2012年・2013年・2015年大会と目下3連覇中。しかも日本は2015年だけでなく、2013年にもアメリカに決勝戦で敗北しており、2大会連続の準優勝に終わっている。これを含めて過去の優勝は8度、2017年大会では4連覇の期待もかかっている。日本からすれば、もっとも警戒すべき相手だろう。
とはいえ、2015年の大会でもそれほど圧倒的な差があったわけではない。確かに相手メンバーはメジャーリーガー予備軍かもしれないが、決して勝てない相手ではないのだ。実際に1stラウンドの初戦でも対戦した際は、仙台育英高校の佐藤世那選手(現オリックスバファローズ)が完封勝利を挙げている。
甲子園で行われた決勝戦では、再び佐藤世那選手が先発した。3回の1死2塁からミスが絡んで1失点してしまうと、さらに4番マイケル・アムダイティスの詰まった当たりがライトへぽとりと落ちた。これで0-2となり苦しい展開となった。一方打線は、相手投手のニコラス・プラットを打ち崩せない。
彼はこの大会に一塁手兼投手としてベンチ入りしており、投手としての情報がほとんどなかったのだ(この年のアメリカには投手野手兼任の選手が11人もベンチ入りしている)。その後何とか1得点を挙げるものの、1-2で敗退してしまった。おそらく今後の大会でも、最も大きな壁として立ちはだかる相手だろう。

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