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野球をやるために必要なのは身体作り!中学生におすすめの自主トレはこれ!

2017 7/10 10:25cut
自主トレ
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Photo by nitsawan katerattanakul/Shutterstock.com

中学生で野球をしている方は、学校やクラブチームの練習だけでなく、自宅で自主トレを行っている方も多いだろう。 今回は中学生におすすめの、効率の良い自主トレ方法を紹介する。

まずは、しっかりとした睡眠を

一般的に推奨されている睡眠時間は年齢別に分けられている。中学生の13歳から15歳は8時間から10時間程度と言われていて、睡眠時間が十分に取れないと身体が成長できず、身長が伸びにくくなるということもある。
強豪校になると中学校でも朝練をやることが多いだが、身長に応じて練習開始時間が違うこところもある。これは、身長が低い選手ほどたくさん睡眠を取って、成長を促す目的があるようだ。
また、身体の疲れを取るためにも睡眠は必要となってくるので、まずは規則正しい睡眠時間を取るようにしよう。

1日3500キロカロリー以上の食事

中学野球で活躍するだけでけではなく、高校野球、プロ野球と進んでいく上で身体の強化は欠かせない。そのためには、中学生のうちから身体を大きくすることが大切だ。
身体を大きくするための食事は「量をたくさん食べればいい」というわけではない。野球の練習を日々行うために必要なカロリーは約3500キロカロリー。栄養不足にならないように3500キロカロリーを1日に摂ることを心がけよう。
大事なのは朝食を取ること、そして適度な間食(補食)が必要だ。通常の3食、ましてや朝食抜きでは3500キロカロリーを補うことが難しくなってしまう。100グラムのサーロインステーキで約498キロカロリーということを考えると、かなりの量が必要ということを理解できるのではないだろうか。

走り込みは重要

野球に必要な持久力をつけるにはランニングが一番だろう。プロ野球選手でも冬の間は走り込みを行ったり、ジムでランニングマシンを利用して持久力を上げる努力をしている。中学生も同じようにランニングをすることが、持久力をつける近道だ。
ただし、膝、腰など身体のケアは十分に行うようにしよう。ケガをしてまでのトレーニングは逆効果だ。走り過ぎにならないように、自分に合った距離、時間のメニューを作りこなしていこう。

素振りをしよう

自主トレの定番でもある素振りは、とても重要だ。松井秀喜選手も巨人時代には試合の後に必ず宿舎で素振りを行っていた。一流のプロ野球選手でも毎日素振りをしている。中学生、高校生も同じように素振りは必要だろう。
1日200回など目標の数字を決め、誰かに見てもらいながらの素振りが理想だ。練習、試合などの良い打撃ができた時の動画を撮影し、それを見てイメージするのも良い訓練になってくる。やみくもに振るのではなく、考えながら素振りを行うのが上達のコツとなる。

ケガをしないための柔軟性

野球をする上で怖いものの1つにケガがある。特に冬場の寒い時期に準備体操、ストレッチを行わずに激しい運動をすると、怪我のリスクは格段に高くなる。そのケガを予防するためにも、日頃の自主トレで柔軟性を高めるストレッチが重要となる。
プロ野球選手も試合や練習の前、終わった後に必ずストレッチを行い、ケガの予防に努めている。柔軟性を高めるためにも特に太もも(ハム)のストレッチを行うことが大事だ。ストレッチにもさまざまな方法があるが、床に座り足を広げて片方の膝を折り曲げた状態で、延ばした足の方に身体を前傾させるストレッチ方法は、自宅でも簡単に行える。

まとめ

プロ野球選手も中学生も野球をやる上で自主トレは欠かせない。 設備の必要がない、自宅でできるトレーニングを行いつつ、睡眠、食事もしっかりと取り、ケガに負けない強い体を作っていこう。