第3回大会優勝!ドミニカ共和国
第3回大会を8戦全勝で日本の連勝を止めた国がドミニカ共和国で、第3回大会の優勝国となりました。
第3回大会MVPのロビンソン・カノ選手、ホセ・バティスタ選手、投手のカルロス・マルチネス選手など豪華メンバーを中心に第4回大会へ挑み、開催前から「史上最強チーム」と優勝候補に数えられていたドミニカ共和国ですが、ベスト8で敗退してしまいました。
しかし、本来は実力のあるチーム。このまま黙って引き下がっているとは考えられません。第5回大会には、さらなるメンバーで挑んでくるかも知れません。
開催国の意地!アメリカ
アメリカは過去3大会で優勝がありませんでした。MLB主導のWBCでありながらも結果は残せていなかったのです。
過去の大会では、出場辞退者がいながらも、それでもMLBの選手を集めた編成でした。デレク・ジーター選手、ロジャー・クレメンス選手などの選手をもってしても優勝はなりませんでした。
そのため、第4回大会では並々ならぬアメリカの意地を見せつけられました。
クリス・アーチャー選手、ノーラン・アレナド選手、マーカス・ストローマン選手など超一流の選手が勢揃いした豪華すぎるメンバーにファンは狂喜乱舞しました。
念願の初優勝を飾ったアメリカ。第5回大会はどのような方針でくるのか楽しみです。
ドミニカに匹敵!中南米の強豪
ドミニカ、アメリカに匹敵する選手層の厚さを誇るのがベネズエラです。
ベネズエラもまたMLBの主力選手が揃う豪華な布陣となっています。特に打線は強力な選手が並んでいます。
打線の軸にミゲル・カブレラ選手を据え、投手ではマリナーズの大エース、フェリックス・ヘルナンデス選手が参加しました。
内紛が起き選手がボイコットを表明するトラブルもありましたが、それでも選手層の厚さはかなりのものです。ベネズエラは今後も日本にとって、油断できない野球強国です。
キューバも苦戦したダークホース
WBCの参加を重ねるにつれて、力をつけているチームがオランダです。
第3回では、国際大会で強いキューバを2度も退けるほどでした。
オランダ国内リーグの選手が中心ですが、メジャーでも活躍しているジュリクソン・プロファー選手やケンリー・ジャンセン選手、東京ヤクルトスワローズ所属のウラディミール・バレンティン選手など、強豪が揃い踏みしました。
準決勝でプエルトリコに惜しくも敗れたオランダですが、次大会には優勝候補の一角を担う国になっていそうです。
宿敵のライバル
今大会も最大のライバルとされたのが韓国です。韓国は対日本となると従来の力以上のものを発揮してきます。
さらに第4回大会ではメジャーリーガーが多数参加を表明し、イ・デホ選手、オ・スンファン選手、チェ・ヒョンウ選手など実績十分の選手が出場しましたが、日韓対決の前に1次リーグ敗退の残念な結果に終わってしまいました。
元が実力のある野球強国、韓国なので、第4回大会の結果は不本意なものでしょう。次大会ではさらなる布陣で挑んできそうですね。
まとめ
第4回WBCの結果を踏まえ、第5回大会、日本のライバルになりそうな強豪国をご紹介しました。
やはりMLB所属選手の参加が大きな鍵となった第4回大会でしたが、日本はオールスターともいわれたアメリカに一点差まで迫る激闘でした。
強い日本野球を第5回大会でも見せてくれることを期待しましょう。