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2013年・第3回WBCを振り返る~国内組で挑んだ国際大会~

2017 2/14 18:57cut
san francisco baseball
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メジャーリーガが初めて不参加

2013年に行われた第3回WBCのメンバーにメジャーリーガーは不在。初めて国内組だけでの代表構成となった。

★代表メンバー(敬称略・所属は当時)

【監督:1名】
山本浩二

【コーチ:7名】
東尾修
梨田昌孝
与田剛
立浪和義
高代延博
緒方耕一
橋上秀樹

【投手:13名】
涌井秀章(西武)
能見篤史(阪神)
澤村拓一(巨人)
今村猛(広島)
田中将大(楽天)
杉内俊哉(巨人)
前田健太(広島)
森福允彦(ソフトバンク)
内海哲也(巨人)
大隣憲司(ソフトバンク)
牧田和久(西武)
山口鉄也(巨人)
攝津正(ソフトバンク)

【捕手:3名】
相川亮二(ヤクルト)
阿部慎之助(巨人)
炭谷銀仁朗(西武)

【内野手:7名】
鳥谷敬(阪神)
井端弘和(中日)
松田宣浩(ソフトバンク)
坂本勇人(巨人)
松井稼頭央(楽天)
稲葉篤紀(日本ハム)
本多雄一(ソフトバンク)

【外野手:5名】
糸井嘉男(オリックス)
中田翔(日本ハム)
内川聖一(ソフトバンク)
長野久義(巨人)
角中勝也(ロッテ)

過去2大会でチームを引っ張ったイチロー選手(マリナーズ)、エース候補だったダルビッシュ有選手(レンジャーズ)、岩隈久志選手(マリナーズ)が出ることのできない苦しいメンバーとなったのだ。

苦戦した第1ラウンド・ブラジル戦

WBCが開幕する前の2月中旬から5試合の壮行試合を行ったWBC日本代表だが3勝2敗と波に乗れない。調整ではあったが2試合で完封負けを喫するなど不安が残るスタートとなった。
そのような状況の中でも時は経ち日本は第1ラウンド初戦を迎えることになる。初戦の相手は同グループ内では格下に見られていたブラジル戦だった。ブラジルのメンバーはメジャーリーグ傘下のマイナー所属選手、NPB所属の日系ブラジル人選手、社会人野球選手で構成されていた。
日本戦で先発したのはヤクルトに所属していたラファエル・フェルナンデス選手だった。フェルナンデス選手はNPB所属ではあったが前年の2012年は9試合の登板で防御率7.11と結果を残せていない。日本代表は簡単に打ち崩してくれるだろうと多くのファンは思っていたはずだ。

しかし、フェルナンデス選手を打ち崩すことはできず3回まで1-1とリードを奪うことはできない。球数制限もありフェルナンデス選手が降板した4回に日本代表は1点を奪い同点に追いつく。しかし、直後に同点に追いつかれ続く5回には2-3と逆転を許してしまう。
試合はそのまま終盤戦にもつれ込む。8回表に無視から走者を出した日本代表は4番糸井嘉男選手に送りバントをさせ得点圏のチャンスを作る。その後、井端弘和選手の右打ちによるタイムリーヒットが生まれ同点に追いつくと連打で一気に3点を奪取。5-3と逆転しそのまま逃げ切る。
楽勝と思われていたブラジル戦でよもやの苦戦。第3回WBCは苦難の船出となったのだ。

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