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いよいよ復活!東京オリンピックでは野球に注目!

2017 1/30 12:11
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出典: Pumidol/Shutterstock.com

大熱戦のうちに幕を閉じたリオデジャネイロオリンピック。 次はいよいよ2020東京大会です。東京大会では野球・ソフトボールが競技種目として復活します。 先のことではありますが、その展望、代表候補選手などについて予想してみようと思います。

東京大会からは種目に復帰。

北京オリンピックを最後に、野球はオリンピックの公式種目ではなくなりました。 サッカー等と比べ世界での競技人口が非常に少ないこと、競技会場の確保が難しいこと、競技時間の制約が難しいこと、等から除外されてしまったのです。
今回、既に施設のある東京での開催ということや、7イニング制にするといった改良点と、懸命なロビー活動も相まって復活となりました。 侍JAPANの力を世界に見せつける絶好の機会が訪れたといえるでしょう。

日本代表になることが期待されるピッチャーは?

まず、ピッチャーからみていきましょう。 オールプロ選手でのチーム編成という前提での話になりますが、まさに大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)の世代は26歳と働き盛りの年齢になっています。この世代を代表する二人は確実に選出されるはずです。
また、松井裕(楽天)、高橋光(西武)、田口(巨人)等現在既に活躍している高卒2年目・3年目の選手が非常に多く、この辺りの選手が選出される可能性もあるでしょう。
それ以外にも菅野(巨人)、野村(広島)、則本(楽天)、小川(ヤクルト)といった東京大会時点で30歳前後の選手も期待できます。

野手はどうか?

ピッチャーと比べると現在若手で活躍している野手は少ない印象です。 大谷・藤浪世代以下の選手では、森(西武)、北條(阪神)あたりでしょうか。
少し年次の上の選手で言えば、昨年トリプルスリーを達成した山田(ヤクルト)、柳田(ソフトバンク)、今宮(ソフトバンク)、戸柱、筒香(DeNA)、原口(阪神)、菊池、丸(広島)、坂本(巨人)あたりが期待できます。 もちろん上記以外の選手が出てきてくれることも4年間もあれば十分に期待できます。

監督は?

選手の人選以上に難しいのが監督の人選かもしれません。 現在の侍JAPANは小久保監督が率いていますが、NPBでの監督経験もなく、昨年のプレミア12でも采配に疑問符が付くことが少なくない印象を残しました。 次回のWBCまでは確実に指揮をとるでしょうが、その先はどうでしょうか。
もちろん、小久保監督が有力候補であることは間違いありませんが、例えば秋山前ソフトバンク監督や、中畑前DeNA監督、野村前広島監督、原前巨人監督等も候補に入ってくるのではないでしょうか。

ライバル国は?

現在のところ、アメリカはメジャーリーガーを派遣する考えはないようです。 日本のプロ野球は東京オリンピック期間中のシーズンの中断も視野に入れており、その面では日本の方が有利でしょう。 メジャーリーガーの派遣がないとすると、ドミニカ、ベネズエラといった南米の各国も戦力ダウンは否めません。
そうすると、自国リーグに有力選手が数多くいるキューバや韓国といった、過去のWBCでも侍JAPANを苦しめたチームがライバルとなってくるのではないでしょうか。

まとめ

野球の復活は喜ばしいことであると共に注目ポイントも数多く、非常に楽しみな競技です。 金メダルを目指す日本がどんなメンバー構成にするのか、想像するのも楽しいでしょう。 以上いよいよ復活!東京オリンピックでは野球に注目! でした。最後までお読みいただきありがとうございました。