アマチュア野球における背番号5
アマチュア野球の場合、背番号とポジションの関係性は非常に密接で少年野球や高校野球では顕著だ。
1ケタ台の番号は初回から試合に出場するレギュラーメンバーだけが背負える番号で、中でも特に有名な番号はピッチャーが背負う「1番」。また、チーム内でも特に重要で主力選手が背負うポジションであるサードは、一般的に「5番」とされている。
アマチュア野球の場合、背番号とポジションの関係性は非常に密接で少年野球や高校野球では顕著だ。
1ケタ台の番号は初回から試合に出場するレギュラーメンバーだけが背負える番号で、中でも特に有名な番号はピッチャーが背負う「1番」。また、チーム内でも特に重要で主力選手が背負うポジションであるサードは、一般的に「5番」とされている。
アマチュア野球で、サードが背負う「5」。チームにとってサードは守りの要だ。
右バッターが非常に多い日本では、右打者が引っ張って打ったボールは必然的にサード方向へ飛びやすい。打たせて取るピッチャーの場合は、特にその傾向にある。また、内野手の中でも1塁への距離が一番遠いことから、長い送球が必要となってくる。そのため、サードの選手というのはダッシュ力、肩、判断力という技術が非常に重要なのだ。
攻撃はもちろん、強打者で非常に能力が高い選手がサードにつくことが多い。
3番、4番、5番といった打順に収まり、塁にでるためのスピード、ダッシュ力を持ち、強肩なためバッティング技術も高い。このような得点源となる打者というのは、チーム内で非常に重要。
プロ野球で背番号「5」を背負っていた有名選手は、新庄剛志ではないだろうか。
日本ハム時代はセンターやレフトを守っていたイメージだが、それ以前の阪神タイガース時代にはサードやショートを守っていた万能型選手だ。守るだけでなく打撃力もあり、適度にホームランも打っていた。そんな新庄選手には、チームを超えたファンが多かった。
高校野球の背番号「5」は主にサード選手の番号で、攻撃や守備においても非常に重要なポジション。プロ野球ではポジションの縛りはないが、高校野球時代からの流れで5番を選択する選手もいる。