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「マラソン王国」日本復活へ 世界との差は縮まった?

2018 11/21 11:00SPAIA編集部
ゼッケン付けて走る人,ⒸShutterstock
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突出しているケニア、エチオピア勢

しかし、その後、ケニアとエチオピア勢が驚異的な記録を連発。キプチョゲ(ケニア)が今年9月のベルリンで出した世界最高記録は2時間1分39秒で、ついに2時間切りさえ見えてきた。4分以上も開きがある大迫のタイムは、実は世界のベスト50にも入っていないのだ。

男子マラソン世界記録

ⒸSPAIA

ただ、世界トップレベルと水をあけられたのは日本だけではない。ケニア、エチオピアのアフリカ勢が突出して強いが、それ以外は拮抗している。

大迫のタイムはアジア記録でもあり、ヨーロッパ記録はファラー(英国)の2時間5分11秒、北中米記録はハヌーシ(米国)の2時間5分38秒、南米記録はダ・コスタ(ブラジル)の2時間6分5秒、オセアニア記録はキャステラ(豪州)の2時間7分51秒となっている。

つまり、世界との差はアフリカ勢との差ということになる。1992年バルセロナで銀メダルに輝いた森下広一以来、日本男子選手は五輪のマラソンでメダルを獲得していない。2020年東京に向け、ケニア、エチオピア勢に1分1秒でも近づくことが課題だ。

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