【やったるで！】大阪府の陸上強豪校5選

2016 8/30 05:51

大阪府の陸上競技強豪校5校に注目。各学校共に進学校としても有名だが、スポーツにも力を入れており、歴史の中に素晴らしい記録を残し、有名な選手なども輩出している。

大阪府の伝統校「清風高等学校」

大阪市天王寺区にある清風高等学校は、スポーツ強豪校として知られる仏教系の私立男子高校だ。富士山登山や高野山での修養など、清風ならではのイベントが多数あり、体操競技で旋風を巻き起こした池谷幸雄さんなど、有名なスポーツ選手を多数輩出している。
陸上では駅伝の伝統校で、大阪の高校駅伝を牽引する存在だ。1978年から2008年まで全国高校駅伝に31回連続出場し、最高位は4位という輝かしい記録を残している。

清風の連続出場を止めた強豪校「関西大学北陽高等学校」

関西大学北陽高等学校は大阪市東淀川区にある私立高校だ。進学コースとともにスポーツコースも設置しており、スポーツ強豪校として有名だ。硬式野球は春の選抜に8回、夏の甲子園に6回出場しており、このうち春の選抜で準優勝1回という成績を残している。
近年は陸上でも力をつけてきており、男子駅伝では2009年に大阪府大会で初優勝し、清風の連続出場記録にストップをかけた。その後も力を維持し、全国高校駅伝の常連校となっている。

短距離、長距離ともに実績のある強豪校「大阪高等学校」

大阪高等学校は大阪市東淀川区にある私立高校だ。2005年からイタリアのファッションブランドであるベネトン社製の新制服を採用している。進学校だが運動部の活動も盛んで、陸上部は短距離・長距離ともに県内上位の力をもっている。
近年は、駅伝でも力をつけてきており、2014年には大阪大会を勝ち上がり、全国高校駅伝出場を果たしている。北京オリンピック男子400m代表の金丸祐三選手の母校としても有名だ。

大阪では有名なスポーツ強豪校「大阪桐蔭高等学校」

大阪府大東市にある大阪桐蔭高等学校は、全国大会で活躍する部活を多数もつ私立高校だ。進学コースとしてのⅠ類、Ⅱ類のほかに、スポーツや芸術で進学を目指すⅢ類というコースが設置されており、硬式野球、ラグビー、吹奏楽部などが全国大会に出場し活躍している。
陸上部は2011年に創部されたばかりで歴史は浅いが、2013年には大阪府大会で優勝し全国高校駅伝に初出場を果たすなど、急激に力をつけてきている。

大阪府の女子駅伝を引っ張る「大阪薫英女学院高等学校」

大阪薫英女学院高等学校は大阪府摂津市にある私立女子高校だ。英語教育に力をいれている国際科があるのが特色で、普通科には進学コースとスポーツ・特技コースがある。
陸上部は長距離が強く、女子駅伝は大阪では頭ひとつ抜けた存在となっている。全国大会の常連校であり、全国高校駅伝では年々順位をあげ、2014年にはついに総合優勝という輝かしい成績を収めた。

まとめ

男子駅伝は、清風が築き上げてきた全国高校駅伝の連続出場記録が2009年に途切れてからは、関大北陽、大阪高校、大阪桐蔭と3校が代表に名乗りをあげ、戦国時代に入ってきた。
女子は薫英女学院が安定しているが、今後他校がどれだけ追随できるのか動向が気になるところだ。