京都府の名門 洛南高等学校
京都府内随一の進学校と呼び声高く、バスケットボールやバレーボールなどの体育系部活動も盛んで全国レベルの活躍をしている。戦績としては平成25年にインターハイ京都府予選を34年連続で総合優勝を果たしており、その後インターハイでも2年連続4回目となる総合優勝に輝いている。
同校はモスクワ世界陸上への出場経験を持ち、リオ五輪に出場した桐生祥秀選手を輩出するなど、有望な選手に溢れているのだ。次の世代を担う新しい選手たちの活躍に注目したい。
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京都府の陸上強豪校と今後注目したい高校をピックアップ。それぞれの戦績や特徴、校風などを紹介する。
京都府内随一の進学校と呼び声高く、バスケットボールやバレーボールなどの体育系部活動も盛んで全国レベルの活躍をしている。戦績としては平成25年にインターハイ京都府予選を34年連続で総合優勝を果たしており、その後インターハイでも2年連続4回目となる総合優勝に輝いている。
同校はモスクワ世界陸上への出場経験を持ち、リオ五輪に出場した桐生祥秀選手を輩出するなど、有望な選手に溢れているのだ。次の世代を担う新しい選手たちの活躍に注目したい。
全校生徒の半数以上が海外で生活経験のある帰国生徒で構成されている。学校色とされるロイヤル・パープル(古代紫と江戸紫の中間色)は同志社の創立者新島襄氏の母校、アーモスト大学から引用されている。同志社大学グラウンドで中高合同使用で互いを補うことが可能な恵まれた環境の下、日々練習に励んでいる。
その結果、短距離個人部門では複数名の選手が全国大会出場とベスト入リを果たし、リレーに関しても毎年全国トップレベルの実力を誇っている。
通称「乙高」は体育系17部と文化系9部のクラブがあり、全校生徒の半数を超える生徒が日々学業との両立を目指している。そんなクラブ活動を率いる指導者の先生方は、世界を舞台に戦った経験の持ち主だ。
平成28年に行われた第51回京都府高等学校春季陸上競技大会では、全学年約30名の選手たちがそれぞれの種目でベスト8入り以上の輝かしい功績を残している。中でも100m・200m・4×100m・砲丸投げでは種目別優勝を果たし、その実力を見せつけている。
生徒を理系・文系2つの専門コースに分け、大学進学への実現を図っている市立中高一貫校の高等部だ。
京都インターハイと呼ばれる第69回京都府高等学校陸上競技対校選手権大会で、陸上部は個人・リレー種目男女共に8種目での優勝に輝き、9個の入賞を果たし、学校対抗の部女子総合優勝と、男子総合準優勝という優秀な成績を収めている。
これに続き近畿インターハイでも好成績を残し、全国の舞台へと着実に駒を進めてほしい。
1983年に開校し、府立高校の中では比較的新しく、進学率98%を誇る進学校だ。公立高校では珍しく部活動が盛んであり、近畿大会・全国大会へと進出し、活躍している部も多い。
野球部は甲子園出場を果たし、男子ソフトテニス部も12年連続で現在まで14度目となる全国大会に出場している。陸上部は、2006年に行われた「のじきく兵庫国体」で入賞するという実績を残している。
私立・公立高校問わず、強豪校がひしめく京都の高校陸上競技は、大会のたびに優勝校が入れ替わっているようだ。
そのため観戦していても飽きることなく、楽しめるだろう。