静岡県王道の名門 浜松市立高等学校
浜松市唯一の市立高等学校である浜松市立高等学校は進学校だ。目指す教育理念は「規律ある進学校」であり「選ばれる学校」。また、教育目標に文武両道の教育方針と「知・徳・体」のバランスがよい人間の育成を挙げている通り、運動部・文化部ともに盛んだ。
中でも全国屈指の実力を誇るのが陸上競技部で、2007年のインターハイでは創部わずか3年目にもかかわらず、男子都道府県対抗で28.5点獲得し、総合で優勝した。女子も2013年のインターハイの総合で初優勝している。
近年は男女共に高校日本代表を輩出しており、現在の高校陸上競技界を牽引すると言っても過言ではないほど活躍が目覚しい。
県内屈指の強豪校 静岡県立浜名高等学校
静岡県立浜名高等学校の教育目標は「高きを求めて文武両道に励む」だ。全国大会に複数回出場経験を持つサッカー部は有名だが、陸上部も負けてはいない。
2014年はユースオリンピックアジア地区予選200mで3位、インターハイ男子三段跳で5位入賞。また、2015年はインターハイの100m、200m、4×100mRに出場している。各大会で複数種目に出場し、好成績を収めている。
龍城の名のもとに 静岡県立韮山高等学校
伊豆の国市の静岡県立韮山高等学校は「韮高(にらこう)」と略称で呼ばれることが多い。2016年現在、開学141年の歴史を持つ県最古の公立高校だ。
長崎国体に出場し、大会新記録5000mで2位になった青山福泉を輩出しており、常に有望な人材に目を向けている。平成27年には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技種目への出場権を勝ち取るなど実績を積んでいる高校だ。ぜひ次回のインターハイでも自己新記録を目指して欲しい。
鳥井潔監督率いる強豪校 静岡県立島田高等学校
大井川の堤防(土手)に近いため地元民からは「土手高」と呼ばれている。陸上部は全国大会の常連であり、それ相応の実力を持つ。男子は2012年に、女子は2013年と2014年に、県代表として全国高校駅伝へ出場している。
また、2016年の東海高等学校総合体育大会には池田燿平が出場する。好成績を残して帰校してほしい。
静岡県の強豪校 藤枝明誠高等学校
1983年の創立以来、難関大学合格者を多数輩出している藤枝明誠高等学校は、知・徳・体を毎日の生活の中から教育している。陸上競技部や駅伝部をはじめ、多くの運動部が全国出場経験を持つ。
2010年のインターハイ男子走幅跳に出場した村上亮太は、同年に行われた第65回国民体育大会の走幅跳(少年男子B)で2位、第4回日本ユース陸上競技選手権大会の走幅跳で5位に入賞している。
また、2018年に行われたアジア競技大会で16年ぶりの金メダル獲得に貢献した飯塚翔太(ミズノ所属)も卒業生だ。