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ニューイヤーの前哨戦 東日本はホンダが制す

2017 11/6 15:55きょういち
駅伝
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出典 ChiccoDodiFC / Shutterstock.com


 11月になり、元日に群馬で駅伝日本一を決める全日本実業団対抗駅伝、通称ニューイヤー駅伝に向けて、実業団駅伝が動き始めた。

 11月3日に、東日本の予選会となる東日本実業団対抗駅伝(7区間77・5キロ)があり、ニューイヤーに出場する13チームが決まった。

 東日本は最も激戦となる予選会。2000年以降で見れば、ニューイヤー18大会中12大会で東日本のチームが優勝している。それ故、この東日本の結果が、予選会の中で一番の注目を集める。

 ちなみに、駅伝日本一を決めるのは、箱根駅伝と思われている人もいるかと思うが、箱根は大学生の、それも関東大会である。駅伝の一番を決めるのは、社会人の頂点を決めるニューイヤー駅伝である。

全国6地区で予選会

 女子の日本一を決めるクイーンズ駅伝は、予選会がプリンセス駅伝の一つだけであり、昨年の上位チームがシードされるが、男子は仕組みが違う。

 全国で六つの地区予選(東日本、中部、北陸、関西、中国、九州)があり、前年度の成績によるシードもない。

 最激戦区の東日本だが、2000年以降ニューイヤーで優勝しているのは、コニカミノルタ、日清食品グループ、富士通の3チーム。ここに、東日本を制した経験があるホンダ、古豪のカネボウを加えた5チームがいわゆる強豪である。

 結果から言えば、ホンダが3時間47分55秒で2年ぶり6度目の優勝を飾った。2位が富士通で、3位がDeNAだった。

エースを使わない中で

 東日本はあくまでも全国の予選である。理由は様々であれ、強豪はエース使わないことがある。だから、この東日本の結果がそのままニューイヤーに直結するかと言えば、少し違う(参考にはなるが)。

 例えば、最終7区で劇的な逆転優勝を飾ったホンダは、ハーフマラソンで1時間0分17秒の日本記録を持つ設楽悠太を使わなかった。これは6位に入ったベルリン・マラソンから2カ月しか経っておらず、疲労を考慮した結果だった。強豪故にできる余裕の配置である。ちなみに、リオデジャネイロ五輪男子マラソン代表の石川末広もメンバーに入らなかった。ホンダはニューイヤーに向け、「余力」を残しての優勝だけに、さらなる上積みが期待できる。

 ニューイヤーで2000年以降8度の優勝を誇るコニカミノルタ(コニカ時代も含む)も、青山学院大学時代に箱根駅伝で「3代目山の神」と称された神野大地を起用しなかった。これは、次のレースを考慮してのことである。

 神野は12月3日にある福岡国際マラソンで初マラソンに挑むことになっている。調整中の選手は使わないというのは、コニカミノルタの余裕がなせる技である。だから、東日本5位という結果が、そのままニューイヤーに直結するとは言いがたい。

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