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東京パラリンピックの車椅子マラソンでメダル有力な女子選手を紹介

2017 7/10 10:25TANANA
車椅子マラソン,土田和歌子
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出典 JULIAN MASON

障がい者アスリートたちの激闘が、オリンピックをも超える感動を呼び起こすパラリンピック。 2020年に東京で行われる同大会も注目の的となっているが、今回は車椅子マラソンでメダルの最有力候補と目される女子選手を紹介していく。

日本女子車椅子マラソン界のレジェンド!土田和歌子選手

まず最初に紹介するのは、地元東京のパラリンピックでメダルの期待がかかる土田和歌子選手だ。1994年、リレハンメル冬季パラリンピックのスピードスケートレースに日本代表として出場したのをきっかけに本格的に競技に参戦し、1998年の長野冬季パラリンピックでは数々のメダルを獲得、一躍障がいスポーツ界において注目を浴びた。
2000年からはプロに転向し、長距離やマラソンに本格参戦、2004年のアテネ夏季パラリンピックにおいて5000mで金、マラソンでも銀を獲得した。その後も2008年から東京マラソン女子車椅子の部で9連覇を果たすなど国内では敵無しで、2020年にも大いなる期待がかけられている。

強いハートの持ち主!木山由加選手

小学校低学年より、運動機能が徐々に衰える難病を発症した木山由加選手。同じく障がいを持っていた兄弟が車椅子マラソンを始めたのをきっかけに、自身もアスリートへの道を歩み始めたのだ。
懸命に練習に励み、ついに2010年アジア大会で初の日本代表選手に選出。2012年、2016年にはロンドンとリオのパラリンピックへの出場も果たした。トラック競技に参戦し、メダルには手が届かなかったものの、国内では大分のマラソン大会で連覇を果たすなど、着実に実績を積み上げてきており、2020年のパラリンピックでもマラソン競技でのメダル獲得へ期待感が増している。

沖縄出身の期待の新星!喜納翼選手

沖縄県出身の喜納翼選手は、小学生の時にバスケットボールを始め、沖縄県代表にも選ばれた実績を誇っている。練習中のアクシデントで車椅子生活を余儀なくされたものの、すぐに車椅子アスリートの世界に飛び込んでいった。
学生時代と何ら変わりないハードトレーニングを自らに課し、2015年には大分国際車椅子マラソン・ハーフの部で3位に入り、早くも頭角を表す。そして2016年の同大会では初のフルマラソンに挑戦し、何といきなり優勝の栄冠を手にしたのだ。
日本女子車椅子マラソン界に新星誕生と騒がれた彼女は、2020年の東京パラリンピックに向けて期待もますます大きくなっている。

車椅子陸上界の鉄人!タチアナ・マクファデン選手

ロシア生まれでアメリカ育ちのタチアナ・マクファデン選手は、車椅子アスリートとして世界トップレベルの実力を誇っている。2002年、13歳の時にアメリカのジュニア選手権で名をあげ、2004年アテネパラリンピックでは最年少代表選手にもかかわらず、短距離で2個の銀メダルを獲得した。その勢いはとどまらず、2013年の世界選手権では、何と出場したトラック競技6種目すべてで金メダルを獲得するのだ。
2009年からはマラソンにも本格参戦し、2013年から2015年まで行われた車椅子マラソンの4大大会すべてを制するグランドスラムを達成、2020年東京パラリンピックでも金メダルの大本命となることだろう。

アメリカもう一人の主力選手、アマンダ・マクグローリー選手

タチアナ選手と同様にアメリカ出身のアマンダ・マクグローリー選手も、パラリンピックではメダルの最有力候補となっている。
2003年、17歳の時にジュニア代表として選ばれた彼女は、その2年後に早くもアメリカ代表として頭角を表す。そして2008年の北京パラリンピックでは、マラソンの銀メダルをはじめとして、トラック競技と合わせて合計4個のメダルを獲得した。
その後もニューヨークシティマラソンやロンドンマラソンで複数回の優勝を達成するなど、タチアナ選手とともにアメリカ車椅子マラソン界を支える2大巨頭として活躍を見せている。

まとめ

女子車椅子マラソン界には、世界はもちろん、日本にもメダル有力候補がたくさん存在する。 2016年のリオパラリンピックでは1秒差に4人がひしめく大接戦となった。 最後の最後までレース結果が分からない熱戦が、2020年東京パラリンピックでも繰り広げられることだろう。

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