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箱根駅伝の外国人選手の歴史やルールはどうなっているの?

2016 11/25 20:06
駅伝
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Photo by Morrowind/Shutterstock.com

日本人は駅伝が大好きで、正月の楽しみにしている人も多い。最近では、外国人選手が駅伝で活躍する姿を見ることも増えてきている。だが、いつから外国人選手が出るようになったのか、またルールがどうなのか気になる。今回は、駅伝と外国人選手について紹介する。

賛否両論の外国人選手

お正月の楽しみといえば、箱根駅伝という人も多く、箱根駅伝は日本のお正月になくてはならない風物詩として根付いている。2日間かけて非常に長い距離を走り、タスキをつないでいく選手たちの姿を見ると、新しい年に向けてやる気を刺激される。
そんな箱根駅伝だが、最近、外国人留学生の出場が目立つようになってきた。特にアフリカ大陸の国々からの留学生が多く、レースに大きな影響を与えている。学生の大会に外国人を使うなんて!と憤慨するファンや、レベルが上がっていいことだというファンに分かれており、賛否両論となっている。

箱根駅伝はいつから外国人選手がでるようになった?

箱根駅伝で外国人選手がみられるようになったのはいつ頃なのだろうか。気づいたら出場するようになっていたと感じている人も多いと思う。最近では各チーム欠かすことのできなくなった外国人選手だが、最初に外国人選手を起用したのは山梨学院大学だった。
1989年の第65回大会において、ケニア人であるジョセフ・オツオリを出場させ、7人のごぼう抜きを達成して周囲を驚愕させた。外国人選手の起用も関係してか、その後山梨学院大学は、総合優勝も達成し強豪校の一員となった。

駅伝における外国人選手のルールは?

1989年の山梨学院大学の外国人選手の活躍もあってか、そのほかの各強豪校も外国人の留学生を受け入れるようになっていった。当時はまだ、外国人留学生についての特別なルールは駅伝にはなかった。だが、出場選手が外国人選手ばかりになるという危険性を感じた関東学生陸上競技連盟は、2006年に第9条において、留学生のエントリーは2人以内で、実際に走ることができるのは1人だけというルールを設定した。このようにルールを設定して、留学生だけが活躍するのを防いだのだ。

外国人選手が走ることのできる区間は?

箱根駅伝において、外国人選手はエントリー2人、出走1人という規定はあるが、出走する区間というのは現在ルール上規定されておらず、どの区間で起用してもかまわない状態となっている。そのため、日本人選手と外国人選手が戦うという場面も見ることができるのだ。ちなみに、全日本実業団駅伝の男子においては、2009年から最短区間である2区をインターナショナル区間と設定して、この区間でのみ外国人選手を起用することができるとされている。

外国人留学生にとってのメリット

箱根駅伝のために外国人選手が留学生として日本に来るメリットというのは何だろうか?それは、実績を積むことができるということだ。ケニアやエチオピアなどは、まだまだ発展途上の国であり、自国にいたままでは埋もれていってしまう選手が少なくない。日本に留学して、公式な試合に出ることができるようになる。この箱根駅伝を足掛かりにして、将来的に世界にチャレンジしていくという選手がかなり存在している。
また、日本人としてもレベルの高い選手と関わりを作るということで、レベルアップを期待することができているのだ。

まとめ

今回は、箱根駅伝における外国人留学生の選手について紹介させていただいた。歴史をさかのぼると結構古くから外国人選手は活躍しているのだ。ルール上出走できる人数も制限できるので、極端にバランスを崩すことはないだろう。レベルの高い外国人選手に触発された日本人選手のレベルアップも期待したい。

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