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76回の出場を誇る法政大学の2017年箱根駅伝

2016 11/25 11:06
駅伝
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Photo by Dean Drobot

いよいよ近づいてきた2017年の箱根駅伝。今回は、76回という4番目の出場回数を誇る法政大学に注目してみましょう。昨年の19位という屈辱を晴らすべく、シード権獲得を目指す法政大学駅伝チームについて、今年度の成績や注目選手についてご紹介します。

為末大さんの母校・法政大学陸上競技部

日本国内の難関私立大学の一つとして数えられることもある法政大学。学力はもちろんのことながら、野球やアメリカンフットボールなどスポーツの強豪校としても知られています。
そんな中、法政大学の陸上競技部は、長距離、短距離問わず数々の実績を誇る団体。創部は1919年で、これまで日本陸上界を代表する名選手の一人である為末大さんや、北京・ロンドンオリンピックに出場した金丸祐三選手、当時現役部員ながらロンドンオリンピックに出場した岸本鷹幸選手らを輩出しています。

箱根駅伝の出場回数は4位

これまで数々の有名選手を輩出してきた法政大学の陸上競技部。駅伝においては、特に箱根駅伝の常連校として知られています。これまでの箱根駅伝への出場回数は76回を数え、これは、中央大学、日本大学、早稲田大学に次ぐ歴代4番目の記録です。
しかし、2001年に往路、2006年に復路優勝を一回ずつ、総合では最高3位と出場回数が多いながらも総合優勝の経験はありません。また、出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに2013年を最後に、出場から遠ざかっている状況です。

チームに絶えず存在する箱根駅伝の出場経験者

法政大学の駅伝チームの特徴を挙げるとすれば、これまで多くの箱根駅伝の出場回数を誇ることからも分かるように、毎年チームが代替わりしても、箱根駅伝への出場を経験した選手が在部しているということです。
現チームを見ても、2016年大会で1区を任された足羽純実選手は、駅伝主将を務めるなどチームの中心的存在を担っています。他にも、3年生の細川翔太郎選手、2年生の坂東悠汰選手も2016年大会に出場経験のある選手です。このように学年問わず箱根での実績がある選手、中には期待のルーキーとして1年時から大舞台を経験した選手も多く存在します。
たとえ、本選でシード権を逃すことになっても、箱根での経験は、コンデションを整えたり、リベンジを果たそうとするモチベーションの向上に活かすこともできます。出雲駅伝や全日本大学駅伝などの出場が少なくても、これまでの経験と箱根だけは譲れないという気持ちが、箱根駅伝で多くの出場を誇る法政大学の強みといえるでしょう。

2016年の活動を振り返る

前述したとおり、箱根駅伝以外の大会では際立った成績を残せていない法政大学。2年ぶりの出場となった2016年の箱根駅伝では、1区から足羽選手が20位と出遅れ、9区の本多寛幸選手は繰り上げスタートとなり、たすきを繋げることができませんでした。その結果、総合19位という成績でシード権獲得と出雲駅伝への出場も叶わず。日本大学駅伝でも推薦校選考会で14位と出場権を逃すことになりました。法政大学にとっては前年同様に厳しい1年であったといえるでしょう。

2017年は箱根のシード権確保が大優先

箱根駅伝の常連校である法政大学としては、2017年大会への出場権は何としても手に入れたいところ。見事予選会では4位という記録で本選出場を決めました。
そんな法政大学の好成績を導いたのは、2016年度から駅伝主将となった赤羽選手です。予選会ではチームトップ、全体で12位の記録。予選会前の関東インカレや全日本予選では安定した走りを見せることができませんでしたが、前回の箱根駅伝の屈辱を晴らすべく安定した走りを見せてくれました。
また、全日本予選で最終4組を任されるなど好調の坂東悠汰選手を中心に、1年次から期待されている土井大輔選手なども順調な走りを見せるなど、本選での上位入賞は大いに期待できます。

まとめ

箱根駅伝への出場権は何とか獲得した法政大学。近年は本選で10位入賞を逃すことが多いため、2017年大会では、まずは10位入賞・シード権獲得が目標となるでしょう。2017年は、箱根駅伝で昨年のリベンジを果たせるのか、そして出雲駅伝、全日本大学駅伝に出場できるのかが注目ポイントです。

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