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そこまで調べる?増田明美さんのマラソン名実況をご紹介!

2016 10/12 03:34
マラソン ゴール
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Photo by lzf/ Shutterstock.com

マラソンは2時間以上の時間を要する競技であり、実況するのも強弱をつけるのが難しい競技だ。 そんなマラソン中においても名実況は生まれており、特に綿密な取材を基にしている増田明美さんの解説は、テレビ番組で特集されたこともあるほどだ。増田さんの名解説を中心に見てみよう。

増田明美さんの解説

増田明美さんは1964年生まれの現在52歳で、元マラソン選手だ。 1984年、ロサンゼルスオリンピックの女子マラソン代表でもあり、1980年代の女子マラソン界をリードする一人だった。
解説者になってからは、非常に綿密な情報収集を行うことで話題を呼び、今回のリオデジャネイロオリンピックでは、マラソン競技以外にも5000mの解説などで、選手のキーホルダー収集の趣味と言った競技に関する部分の詳細な情報を披露し、アナウンサーとの攻防も話題になっていた。

人気番組で特集される

そんな増田さんの解説は2013年1月23日に放映されたバラエティ番組「有吉・マツコの怒り新党」で特集されるに至った。 この時は、3大名実況として、細かすぎる情報の提供が語られた。
また、このことで増田さんの解説は一躍注目を浴びるようになり、2015年7月25日には、テレビ東京の「クロスロード」でその取材が密着ドキュメントとして放送されるようにもなった。 選手でなく、一解説者のドキュメンタリーは極めて異色であり、他では中々見ることができない。

大阪女子国際マラソンでの一幕

「怒り新党」が放送された直後の2013年1月27日、大阪国際マラソンが行われた。 選手とは別のプレッシャーも増田さんにはかかっていたはずだが、

「なので、すでに小﨑まりさん、先頭を走っているけれども、今日も1歳6ヶ月の学叶くんに母乳をあげてからの出場なので。ママさん頑張ってる!」

出典: フモフモコラム

という通常では中々入手しにくい情報を見事に披露し、視聴者を喜ばせた。

リオデジャネイロオリンピックでは

リオデジャネイロオリンピックでも、増田さんの解説は期待に見事に応えるものだった。 三つ子の選手については、1cmずつその身長が違う、といった情報や、選手がヒップホップを趣味でやっている等の情報が披露された。
また、マラソン以外、とくに女子5000m予選では、増田さんが選手のキーホルダー収集の趣味を披露しているところに、アナウンサーの実況がカットインする結果となり、ネット上を中心に、増田さんvsアナウンサー、という構図で盛り上がった。

増田さんの取材方法

これだけ選手のマイナーな情報を仕入れるのは並大抵のことではない。では、どうやって取材しているのだろうか? 増田さんが取材で絶対に行う3つの方法は
・自腹で単独取材を行うこと
・選手やコーチと食事を共にすること
・母親の電話番号を入手すること
だそうだ。食事レベルなら思いつくかもしれないが、母親の電話番号までは入手している解説者というのはなかなかいないのではないだろうか。
これをオリンピックのような大規模な大会だけではなく、地方大会においても実践し、地方大会でも素晴らしい小ネタを披露するのだから、その取材力は圧巻、というほかはない。

まとめ

今回の記事は、増田さんの解説を中心に取り上げた。 なかなか名実況!というものがピンとこない競技ではあるが、このように少し視点を変えると、また面白いマラソンの見方ができるというものだ。

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