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シード権獲得となるか!大東文化大学の2017年箱根駅伝を考察してみた

2016 10/3 15:52
駅伝
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Photo by charnsitr/ Shutterstock.com

箱根駅伝ファンの方へ 大東文化大学は2016年までに計47回の箱根駅伝に出場した伝統校ですが、2017年の箱根駅伝に向けての戦力状況はどうなっているのでしょうか。 本記事では大東文化大学の注目選手やレース展開を考察していきます。

2014、15年と箱根駅伝9位も、16年は18位

まず、大東文化大学の箱根駅伝における近年の成績を比較していきましょう。
2013年に予選会を経て3年ぶりに出場した89回大会では、1区で区間5位の力走もありましたが最終順位は12位でした。14年の90回大会は8区で最高の7位まで順位を上げて10位でシード権を獲得。15年の91回大会も波の少ない安定したタスキリレーで中位を保ち続けて総合10位でフィニッシュ。しかし、16年の92回大会は1区から19位と大きく出遅れると、浮上のきっかけをつかめず18位でゴールと悔しい結果に終わりました。

2016年の箱根駅伝の敗因は山登りの5区にあり

9位で2年連続のシード権を獲得することができた15年と、18位に沈んだ16年大会ではレース展開にどのような違いがあったのでしょうか。15年(11時間11分15秒)と16年(11時間28分45秒)では総合タイムで17分もの差が発生しています。16年の敗因は、往路にあると言っても過言ではありません。往路は総合20位で、特に山登りの5区での遅れが目立ち、前回大会との区間タイム差は約8分も差があります。
15年は5区で市田宏選手(4年)による区間4位の力走が貢献しましたが、16年は林日高選手(2年)でタイムを落として浮上のきっかけをつかめなかったのが大きいでしょう。

箱根駅伝経験者は7人、うち2度の経験者は2人

浮上のきっかけをつかむ条件の一つとして重要な「箱根の経験者」がどれだけ残るかを調べてみました。16年の92回大会を走ったメンバーの中から4年生を除くと、10区間中7人が残ります。
このうち、91年大会も走った経験があるメンバーは、原法利選手(1、2年出場)、北村一摩選手(2、3年出場)の2人です。チーム内で経験が豊富なこの2人が、箱根駅伝の中心的なメンバーとなる可能性が高いでしょう。特に原選手の区間順位は91回大会(4区16位)より92回大会(10区10位)の方が成績が上なので、3年時の走りも期待できます。

大東文化大学の「エース」原法利選手

大東文化大学における箱根駅伝以降のレースにも目を向けてみましょう。6月に開かれた全日本大学駅伝の出場予選会(関東大会)では、チームは総合8位で4年連続41回目の出場権を獲得しています。個人記録(1万メートル)で健闘が光ったのは原法利選手(3年、30分23秒)、齋藤諒選手(2年、30分29秒99)、鈴木太基選手(4年、30分57秒49)がチームのトップ3選手です。
参考までに、関東大会の出場選手の中で最も記録が良かったのは日本大のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ選手(2年、28分45秒84)でした。

箱根駅伝のシード権争いに食い込むには3分をいかにして縮めるか

全日本大学駅伝の予選会にはシード校は出場していないため、この記録は下位校の争いとなります。予選会をトップで通過したのは山梨学院大学の4時間03分25秒82。2位は日本大学の4時間05分20秒92、3位は日本体育大学の4時間05分52秒94です。8位の大東文化大学はトップの山梨学院大学と3分33秒差をつけられています。
山梨学院大学は2016年の箱根では8位なので、シード権争いをするにはこの3分をチームとして今後どう埋めていくかが課題となりそうです。

まとめ

大東文化大がシード権を獲得するためには、1万メートルを30分前半で走ることができる選手をどれだけ増やせるかがカギとなりそうです。2017年の箱根路に向けて選手たちの底上げに期待しましょう。

以上「シード権獲得となるか!大東文化大学の2017年箱根駅伝を考察してみた」でした。

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