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復路の順大!順天堂大学駅伝部の歴史と特徴

2016 10/4 00:52
駅伝
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Photo by Maridav/Shutterstock.com

初代山の神を輩出した順天堂大学の強さの秘訣を知りたいと思わないだろうか? 今回は順天堂大学を取り上げてみたいと思う。

順天堂大学駅伝の成績

第62回の1986年箱根駅伝から第65回箱根駅伝まで4連覇を果たし、総合優勝回数は11回の実績を残している。往路では順位を抑え気味でレースを展開するが復路にとても強いチームだ。そのため『復路の順大』『逆転の順大』と言われることも多い。大学駅伝3冠を達成した1校であり、60年代から2000年代まで長期間に渡り何度も優勝争いに絡むことのある強豪校だ。第83回大会の優勝して以降の近年の箱根駅伝大会では負傷者や不調で低迷期入ってしまった。
チームの象徴である襷の色は鮮やかな白赤のツートーンだが、ユニフォームが濃い藍色が有名だ。

順天堂大学の特徴

順天堂大学の大きな特徴は医学部を擁しており医療面のバックアップと専属のトレーナーの体調管理の体制がある。スポーツ健康科学部の教授が指導する科学的なトレーニングや、整形外科医の櫻庭景植先生及びチームドクター福島稔先生による体調や故障の密着指導管理が、選手一人一人のに付き指導が徹底されている。
また、医学部の6附属病院に勤めている医療スタッフによる全面的なバックアップがされている。その他、全国各地にいる医学部卒業生からの支援が多くありまた、合宿での選手の体調のサポートや試合地でのサポートある。チームドクターである桜庭ドクターと専属トレーナーである宮澤氏との連携もよくとれており、現場の駅伝部監督の長門俊介氏をはじめコーチングスタッフたちとの情報共有を密にすることにより、学生の健康状態の把握や故障予防、リハビリテーションのストレッチなどのプログラムの作成が行われている。

順天堂大学の監督の方針

順天堂大学で2001年から監督を務めてきた名物監督である仲村明・駅伝監督(48)が2016年3月で退任した。仲村監督の下で監督の指導方法を学んでいた長門俊介コーチ(31)が昇格し新順天堂大学駅伝部の体制ができた。長門新監督は2003年に順天堂大学に入学し箱根駅伝では4年連続「花の9区」を走るエース選手だった。卒業後はJR東海に入社するが2011年に退社しコーチに転身した。今年度の箱根駅伝出場校のうち20校の中では最年少の監督で、近年低迷が続いている順天堂大学に新しい風を吹き込むべく70名以上在籍している選手をまとめて指導している。
また、学生達には、「考える力」「応用力」を土台に身に着け、今までの経験が生かせるように「高い志」もち駅伝に繋げていく。駅伝だけでなく今後社会人として優秀な指導者や実業団で実力を発揮できるような指導をしている。

まとめ

順天堂大学は濃い藍色のユニホームが目を引きついつい応援したくなる駅伝部だ。選手たちの卒業後の進路まで考えて指導されていることは、スポーツ選手によくある潰しがきかなくて将来どうしたらいいか、という心配もなくなると思う。強豪校と呼ばれる理由には、万全のサポートをするスタッフ達の努力もあったのだ。

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