父がNFL選手のサラブレッド
ジェリー・ニューハイゼル選手は、6歳という早い段階でアメリカンフットボールを始めることになるのですが、それには父親であるリック・ニューハイゼル氏が影響しています。
リック氏はNFLでプレーしたQBというだけでなく、指導者としてのキャリアを順調に重ねてきている素晴らしい人材であり、ジェリー選手もその指導を受けてきたのです。ポジションも父親譲りのQBを務めることになるなど、その指導が表れている部分が見て取れます。
Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com
Xリーグの名門チームとして知られているオービックシーガルズに所属するジェリー・ニューハイゼル選手は、QBとしてチームのオフェンスの中心を担う活躍を続けています。 本稿では、そんなニューハイゼル選手についての情報をチェックしていきます。
ジェリー・ニューハイゼル選手は、6歳という早い段階でアメリカンフットボールを始めることになるのですが、それには父親であるリック・ニューハイゼル氏が影響しています。
リック氏はNFLでプレーしたQBというだけでなく、指導者としてのキャリアを順調に重ねてきている素晴らしい人材であり、ジェリー選手もその指導を受けてきたのです。ポジションも父親譲りのQBを務めることになるなど、その指導が表れている部分が見て取れます。
高校を卒業したニューハイゼル選手は、父親も進学した名門大学UCLAに進学してアメリカンフットボールに取り組んでいくことになります。
UCLAではバックアップのQBとしてプレーしていたものの、学業成績が良かったということもあり、アカデミックチームに選出されてプレーした経験もあります。
その明晰な頭脳はプレー面にも生かされていて、QBとして求められる創造性のあるプレーを演出することに一役買っているのです。
大学を卒業したニューハイゼル選手は、その後2016年に来日してアメフトをプレーする選択をします。
前述したシーガルズに入団することになったニューハイゼル選手は、日本を代表するQBとして知られている菅原俊選手とのターンオーバーで起用されるようになるなど、早くもその頭角を現す活躍を見せるようになりました。
QBは負担の大きいポジションだけに、2人のQBを中心に据えてチームを引っ張る活躍が今後も期待されています。
次にニューハイゼル選手のプレーの特長の解説しましょう。
ニューハイゼル選手は、その時々のシチュエーションに応じてプレーする能力に長けていて、前述のクレバーさを存分に生かしたプレーをしています。QBのように攻撃の司令塔の役割を担うポジションは、さまざまなポジションの選手を引っ張る必要があるので、この能力はまさにQBとして必要なものといえるでしょう。
今後チームになじんでいけば、さらに精度も上がってくると思われるので、その点も期待が持てます。
Xリーグにおける名門チームとして知られるシーガルズですが、惜しくも今期はライスボウル進出を逃すという結果に終わってしまいました。
毎年優勝を期待されているチームということもあるので、チームの戦術をしっかりと理解したニューハイゼル選手が来年もチームに残るということがあれば、これほど心強いことはありません。
本場の名門で培われたその技術を存分に発揮してもらい、シーガルズを優勝に導く活躍をしてもらいたいですね。
日本を代表する菅原選手が所属しているということもあり、シーガルズのQBの層は非常に厚くなっているといえるでしょう。 今後どのような起用がなされていくのかということについても、注目していきましょう。