「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

2028年ロス五輪追加競技のフラッグフットボール世界選手権で日本が白星スタート

2024 8/27 17:22SPAIA編集部
日本代表の伊藤耕世,日本アメリカンフットボール協会提供
このエントリーをはてなブックマークに追加

日本アメリカンフットボール協会提供

フィンランドで開幕、クウェートに43-18

国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が主催するフラッグフットボールの世界選手権が27日、フィンランドのラハティで開幕。男子でグループHの日本はクウェートを43-18で破り、白星スタートを切った。

日本は前半にQB森凜太朗(京都ジュベナイルズ)がC六川永一、WR木下典明、WR池井勇輝(いずれも東京ヴェルディ)に次々とタッチダウンパスを決めて29-6とリード。後半も森が2つのタッチダウンパスを決めて快勝した。

大会には男子32チーム、女子23チームが参加。男子はAからHの各組2位までの計16チームが、女子はAからEまでの各組3位までと最も成績の良い4位チームの計16チームが決勝トーナメントに進出する。決勝トーナメントに進めないチームは順位決定戦に回る。女子の上位7チームは来年のワールドゲームズ(中国・成都)の出場権を獲得する。

2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として実施されるフラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源で「タックル」の代わりに選手の両腰につけた「フラッグ」を取るスポーツ。アメフトに比べて安全性が高く、アメリカを始め世界100カ国以上で親しまれている。

【関連記事】
東京ヴェルディが優勝、2028年ロス五輪実施のフラッグフットボール大会「KCFA FLAGBOWL 2024」
フラッグフットボールの歴史、アメフト起源で戦略性は日本向き?2028年ロス五輪初採用
2023年度日本フラッグフットボール選手権 男子は市川、女子は千里山が優勝